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高温多湿で、四季がある日本の気候は特殊です。 断熱性・吸湿性に優れている木造住宅は、湿気を吸い取って快適な環境を生み出してくれます。 しかしそれだけでは、長く安心できる家はできません。 木の特長を生かし、様々な工夫を凝らすことで、安心できる家となります。私たちが行っている、安心できる家の様々な工夫をご紹介いたします!

エルハウジングでは土台などの木部を床下空間の湿気や白蟻などの害虫の侵入から守るために、 外周地面から基礎の上端までの高さを42cm(フラット35基準40cm以上)確保しています。(基礎内部の立ち上がり37㎝)
小屋裏は、湿気がたまることにより、じめじめとした空間になってしまうことがあります。このような湿気等は木材を腐らせる原因となってしまいますので、 小屋裏の通風をよくし、湿気等を取り除くため、独立した小屋裏ごとに一定以上の面積で2ヶ所以上の換気孔を設けています。 またバルコニー下には断熱材の室内側に防湿フィルムをはり、室内の水蒸気が屋根内部に侵入しないようにしています。
床下換気については、基礎パッキン工法を採用し、外壁の外周にわたって壁の長さ1m当たり有効面積75㎠以上の換気を確保しています。
床下空間は、小屋裏空間と同様に湿気等がたまりやすい場所ですので、湿気等を取り除くため、床下通気を施します。
(ユニットバス・洗面所は基礎断熱工法を採用)
【基礎パッキン工法】
基礎と土台の間に樹脂製や金属製の部材を挟み込むことによって床下換気を行う工法
床下空間の木材を腐らせず、長く使用するためには床下空間への地面からの湿気の流入を抑制することが重要です。 エルハウジングでは建物の床下全体に防湿フィルムとコンクリート(厚さ15cm)を施工し、ダブルで湿気の流入を防ぐとともに、白蟻の侵入防止効果を高めています。
外壁下地の通気層設置や、地面から1m以内にある外壁まわりの柱、壁等の木材に防腐・防蟻措置を行い、湿気の影響を受けやすい外壁を腐朽菌や白蟻から守っています。
水に濡れやすい浴室や洗面所の柱、壁、床、天井の木部は、湿気や水から守る必要があるため浴室をユニットバスとし、 湿気の多い洗面所には水に強いビニールクロスや防水性の高いクッションフロアを施工しています。
土台は耐久性の高い樹種(ヒノキ集成材または米ヒバ集成材)を使用し、外壁の下端には水切りを設けています。 土台は腐朽菌や白蟻の被害を受けやすい部位となりますので、腐りにくく、白蟻に食べられにくい措置をしています。
キッチンまわり、ユニットバス、トイレには、湿気やにおいを排出するために換気設備を設けています。またレンジフードを24時間換気対応とし、シックハウス対策を講じています。
エルハウジングでは、キッチン・洗面所に配管設備等の点検を容易に行うことができるよう、取り外し可能な床下収納庫を設けています。(1階に標準設置)
配管は、構造躯体に比べ耐用年数が短いため、不具合による漏水やガス漏れ等を防止する必要があります。 ①日常の点検が簡単にでき、②補修が必要になった場合にも簡単に補修、交換ができるように配管を直接コンクリートに埋め込まない「さや管方式(2重構造の配管方式)」を採用しています。 また給水・給湯配管にはヘッダーから各末端の水栓に直接配管される「さや管ヘッダー方式」を採用し、接続箇所を最小限に抑えることで、漏水リスクを低減しています。 壁内部や床下などの見えない所に継手を使用しないため配管が劣化した場合も、交換が容易に行えます。