隣地に公園のある一戸建住宅のメリット、デメリットは? – エルハウジング

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隣地に公園のある一戸建住宅のメリット、デメリットは?

NEW住まいのお役立ち情報2025/08/07

家探しにおいて、スーパーや駅、病院までの距離といった周辺環境は多くの方が重視するポイントですよね。特に子育て中のご家庭では、公園が近い立地を魅力的に感じるかもしれません。

しかし、お子さんの成長後も、本当に公園の隣に住むメリットがあるのか疑問に感じることもあるでしょう。この記事では、公園周辺に住む場合のメリットとデメリットについてご紹介します。

公園隣の家に住むメリット

公園の隣に住むことには、開放感や日当たりの良さなど、多くの魅力があります。

子どもを安心して遊ばせられる
庭の延長のような感覚で、いつでも気軽に子どもを遊ばせられます。

採光・風通しが良い
周囲に高い建物がないため、日当たりや風通しが良好で、明るく快適な住空間を確保しやすいです。

開放感と眺望:
窓やベランダから緑豊かな公園の景色を楽しめ、開放感があります。

プライバシーへの配慮が軽減される可能性
隣が家である場合と比べて、生活音を気にしすぎずに済むことがあります。

防犯面での安心感(日中)
日中は人の目があるため、空き巣などの被害に遭いにくいと考えられます。

災害時の避難場所
近くに広々とした公園があることで、災害時の避難場所としても安心感があります。

売却時の有利さ: 公園に隣接する土地は希少価値が高いため、将来的に売却を考えた際に有利になる可能性があります。


公園隣の家に住むデメリット

一方で、公園周辺の暮らしには、考慮すべきデメリットもいくつか存在します。

騒音
平日の午後や土日などの休日には、子どもの声や遊具の音が聞こえることがあります。

プライバシーの確保
公園側に大きな窓がある場合は、外部からの視線が気になるため、目隠しやシェードの設置など、プライバシー確保に工夫が必要です。

臭い
風向きや場所によっては、公園内の公衆トイレの臭いが漂ってくる可能性もあります。また、ペットの散歩道になっていたりして、臭いが気になるケースもあります。

砂埃や飛来物
公園の砂埃が飛んできたり、ボールなどが自宅の敷地内に飛んできたりする可能性があります。ボールが敷地内に飛んでくることがあります。ボール遊びが盛んな公園ですと、窓ガラスが割れたり、庭の植物が傷ついたりする可能性もゼロではありません。

夜間の治安
夜間は若者のたまり場となり、治安が悪化するケースも報告されています。

虫が多い
緑が多い環境のため、虫が家に入ってきやすい場合があります。

ゴミのポイ捨て
公園を利用する人によるゴミのポイ捨てが気になることもあります。


公園隣の家が向いている人・向いていない人、そして検討のポイント

公園隣の家は、すべての人にとって理想的な住まいとは限りません。ご自身のライフスタイルや価値観に照らし合わせて、じっくりと検討することが大切です。

公園隣の家が向いていると言える方

・自然が好きで、緑豊かな環境で暮らしたい方
・子どもの声や公園の音がさほど気にならない方
・窓を頻繁に開ける習慣があまりない方(プライバシー確保のため)

検討のポイント

公園の規模・雰囲気・管理状況
公園のサイズ、雰囲気、そして管理が行き届いているかどうかを事前に確認しましょう。きれいに手入れされている公園であれば、デメリットを軽減できる可能性があります。

デメリットへの対策
ペアガラスで騒音を緩和したり、窓にシェードや目隠しを取り付けたりするなど、デメリットをカバーする方法はいくつかあります。これらの対策で対応可能であれば、公園隣の家はむしろおすすめできる選択肢となるでしょう。
なお、エルハウジングの建売住宅ではペアガラスが標準仕様となっておりますので、騒音対策の一つとしてご安心いただけます。

公園の管理への関わり
公園の中には、自治体管理だけでなく、住民が管理に参加するケースもあります。草むしりや遊具の管理などを自分たちで行う必要がある場合もあるため、参加の可否や近隣住民との交流機会について、事前に確認しておくと安心です。これは、人によってはデメリットにも、近隣住民と親しくなるメリットにもなり得ます。

世間的なメリット・デメリットや他人の体験談だけでなく、ご自身の価値観やライフスタイルを考慮して、公園周辺での暮らしが本当に自分に合っているのかどうか、冷静に判断することが重要です。

一見、魅力的に見える立地でも、意外な注意点があることを理解した上で、納得のいく家探しを進めてくださいね。

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