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一戸建て住宅の台風対策:被害を最小限に抑えるための行動ガイド

NEW住まいのお役立ち情報 2025/09/18

一戸建て住宅の台風対策は、ご自身やご家族の安全、そして大切な家を守るために非常に重要です。ここでは、台風が来る前と、台風が来ている最中に分けて、やるべきことを簡単に解説します。

台風が来る前にやるべきこと(事前対策)

1. 家の周りを片付ける

風で飛ばされそうなものは、すべて家の中や物置にしまいましょう。
植木鉢、物干し竿、サンダル
ガーデンテーブルや椅子、自転車

移動できない物干し台などは、ロープなどでしっかりと固定してください。また、雨どいや排水溝の掃除も忘れずに行い、雨水があふれるのを防ぎましょう。

2. 家の点検と補強をする

窓ガラスの対策:最も効果的なのは、雨戸やシャッターを閉めることです。ない場合は、窓に飛散防止フィルムを貼ったり、内側からダンボールで補強するだけでも効果があります。
屋根・外壁の点検:瓦や外壁にズレやひび割れがないか確認し、必要に応じて専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

3. ライフラインが止まる可能性に備える

水と食料:最低でも3日分、できれば1週間分の非常食と飲料水を備蓄しておきましょう。
停電対策:懐中電灯、ランタン、予備の電池、満充電のモバイルバッテリー、カセットコンロなどを準備します。
生活用水の確保:断水に備え、浴槽に水をためておきましょう。
非常用持ち出し袋:懐中電灯、携帯ラジオ、常備薬、現金、貴重品、着替えなどをまとめておきます。

家が2階建て以上の場合は、必要なものを2階以上に移動させておくと、そこが安全な避難場所になります。

4. 家族の連絡手段と避難場所を確認する

●自宅周辺のハザードマップを確認し、土砂災害や浸水のリスクがないかを調べておきましょう。
●家族で避難場所や避難経路、離ればなれになった場合の連絡方法を話し合っておきましょう。


台風が来ている最中の行動

外出は避ける:不要な外出は絶対にやめ、家の中で安全に過ごしましょう。
窓から離れる:窓ガラスが割れる危険があるため、窓から離れた部屋で過ごします。カーテンを閉めておくと、ガラスの飛び散りを防げます。
最新情報を確認:テレビやラジオで、台風情報や自治体の避難情報をこまめにチェックしてください。
浸水対策:浸水してきた場合は、玄関や窓の隙間を土のうや水のう(ゴミ袋に水を入れたもの)で塞ぎましょう。
雷対策:雷が鳴っているときは、テレビやパソコンなどの電気製品のスイッチを切り、コンセントを抜いておきましょう。近所に雷が落ちると、電化製品が故障する原因になります。


その他の大切なポイント

車両の安全確保:車やバイクは、ガレージや車庫など、より安全な場所へ移動させておきましょう。
携帯電話の充電:モバイルバッテリーだけでなく、カーチャージャーも準備しておくと安心です。
ペットの安全対策:ペット用の水、フード、ケージ、常備薬なども忘れずに用意しておきましょう。

これらの対策は、台風の規模や状況に応じて柔軟に対応することが大切です。事前の準備をしっかり行うことで、被害を大きく減らすことができます。特に、バルコニーや屋外にある物の片付けは早めに行いましょう。

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