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「小4の壁(10歳の壁)」子どもの留守番と一戸建て住宅の防犯対策

住まいのお役立ち情報2025/02/20

子どもが小学生になると、子どもだけで留守番することが増えてきます。「居空き」や「忍び込み」と呼ばれ、住人の在宅中に侵入してくる泥棒もいます。
今回は、ひとり親世帯や共働き家族の共通の悩み「子どもだけのお留守番と居空き対策」についてまとめました。

居空きが増える時期

「居空き」は、日中など住人の在宅中に侵入してくる泥棒です。警察庁の統計によると、侵入窃盗の認知件数の3割以上が住人の在宅中に発生した犯行です。窓を開けることが増える春~秋は、「無施錠」になる窓が多く、侵入しやすくなるため注意が必要です。どんな場合でも家の中のカギは必ずかけておくことが居空き対策の基本です。保護者が不在の場合はなおさらです。

≫出典:警察庁ウェブサイト「住まいる防犯110番」(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)

 

侵入窃盗は一戸建住宅や低層階の建物に多い

警察庁の統計によると、侵入窃盗の発生場所別認知数は、一戸建て住宅が33.0%と最も多く、続いて、一般事務所や3階建て以下の共同住宅など、低層階ほど侵入が多いといえます。

マンションでは1階を除いて窓が高い位置にあり、オートロックの備わっているものも少なくありません。一方、一戸建て住宅は玄関や窓が1階にあるため、マンションに比べて外部から侵入しやすくなります。また、一戸建て住宅はマンションなどの集合住宅に比べて部屋数が多く、侵入口となる窓が多い構造です。道路に面していない部屋の窓なら、周囲からの視線が届きにくく侵入されやすい可能性があります。

 

「小4の壁」とお留守番デビュー

「小4の壁」とは、小学4年生になると学童保育の利用が減少し、勉強の難易度が上がり、反抗期が始まることで親子関係にも変化が生じる時期を指します。この頃から一人での留守番をする子どもも増え、特にひとり親や共働きの家庭では、保育園のように一日中預けられる場所がなくなるため、小学4年生以降に留守番させるケースが多いようです。
ALSOKの「小学生の子どもの防犯に関する調査」によると、小学生高学年になるほど留守番を任せる家庭が増えます。はじめは緊張した留守番にも、夏ごろには慣れてきた油断から、窓を開けっぱなしにしてしまい、泥棒の侵入を許してしまうこともあります。

 

お留守番ルールを決めて、子どもを守る防犯対策をしましょう。

・人が居ない部屋の窓を開けたままにしないこと。
・暑いときはエアコンや扇風機を利用すること。
この2点をあらためて言い聞かせてください。

<お留守番ルールを確認しましょう>

・家に帰ったら戸締りをするように約束しておく
・誰かが訪ねてきた時の対応を話し合っておく
・電話がかかってきた時の対応を話し合っておく
・子どもだけで外出するときは行き先を親に伝えるよう約束しておく
・合鍵を人に見せない

<居空きから子どもを守る防犯対策>

・保護者は外出前にすべての窓のカギを必ず閉めておく
・バルコニーや窓下に足場となるような鉢植えやエアコンの室外機などを置かない
・留守であることがわかる「置き配」を利用しない
・迷惑電話対策機能の付いた電話機を設置する
・防犯砂利を敷く
・カメラ付きインターホンを設置する
・防犯カメラを設置する
・ホームセキュリティを契約する

大人の目が届かない場所で過ごす時間が増える小学生の留守番や放課後の過ごし方について、事前に親子で話し合い、中学年くらいから戸締りや留守番ルールなどを身に付けていくことが大切です。

エルハウジングの建売住宅の防犯対策

エルハウジングでは、建売住宅の安全性を高めるため、玄関ドアや窓にさまざまな防犯対策を施しています。侵入窃盗犯罪を未然に防ぎ、ご家族が安心して暮らせる住まいをご提供します。

 

①玄関ドア

●ディンプルキーや補助錠を付ける

通常のシリンダー錠よりも、防犯性の高いディンプルキーに交換することで、ピッキングを試みても時間がかかり犯罪抑制が期待できます。
通常の開閉ドアに補助錠を取り付けることで、防犯性能を高めます。

 

▼エルハウジング仕様

エルハウジングのテラシエ仕様の玄関ドアは、「2ロック(ダブルロック)」と「ディンプルキー」でピッキング対策に配慮しています。鍵を複数にして侵入窃盗犯罪を防止する方法は、解錠に時間をかけさせることと、抑止効果が期待できます。

 

●サムターンやドアガード

ドア内側のつまみをサムターンと呼びます。外側から工具を使って回す「サムターン回し」も、空き巣などが好んで用いる手口です。この対策として、ドアの鍵にサムターンカバーを付けるのも有効です。
一定幅にしか開かないようにするドアガードは、ドアガード単体では防犯対策としては不十分ですが、在宅時の防犯対策や訪問販売対策などに役立ちます。主錠とドアガードを併用することで、防犯性が高まります。

エルハウジングのテラシエ仕様の玄関ドアは、ガラス破り対策に有効な「着脱式サムターン」です。とりはずしておけば、万が一ガラスを破られても「サムターン回し」で侵入される心配がありません。採風機能付ドアガードも設置しております。

 

②窓への対策

窓は、空き巣にとっては侵入経路の一つとなりやすいポイントです。窓には、しっかりとしたカギを取り付けることが大切です。

 

●二重ロックにする

クレセント錠のほかに、補助錠を取り付けて二重ロックにするのも効果的です。万が一クレセント錠を開けられても、補助錠が窓サッシが開けられることを防ぎます。

クレセント錠とは、一般的な引き違い窓に取り付けられている三日月の形をした鍵のことです。これは本来、ガラスとサッシを留めて隙間をなくすためのものであるため、実は防犯性は高くない、ガラスを割ればすぐに解錠できてしまいます。

 

●複層ガラス・二重窓を付ける

窓自体を強化して割られにくくします。防犯だけでなく、断熱や防音などの効果も期待できます。

エルハウジングのテラシエ仕様の建物でも、Low-E複層ガラスを採用しています。一般のアルミ製単板ガラスサッシに比べ約2倍の断熱性能で、保温効果を高めガラス面の結露発生を軽減します。

 

 

子育て世代に寄り添う住まいづくり

エルハウジングは、子育て世代を中心に、幅広い年代のお客様からご支持をいただいております。お子様が小学生になると、子どもだけでお留守番をする機会が増えるご家庭も多いため、私たちはそうしたご家族の安心を考えた設備や安全対策を標準装備しています。
防犯性を考慮した設備・仕様により、安心して暮らせる住まいづくりを行っています。また、安全性だけでなく、日々の生活が快適になるよう配慮した設計にも力を入れております。

安心して暮らせる住まいをお探しの方は、ぜひエルハウジングの住宅をご検討くださいませ。私たちは、ご家族の笑顔が続く住まいをご提案いたします。

 

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