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開放感と明るさを生み出す「高窓」

NEW間取りのアイデア 2025/10/16

新築住宅のリビングや洋室で見かける高窓(たかまど)とは、一般的な窓より高い位置にある窓のことです。プライバシーを守りながらも、光と風を効率的に取り入れるために設置されます。
家を建てる上で、自然光を最大限に取り込むことは重要なポイントです。エルハウジングの建売住宅では、立地条件や採光を最大限に活かす間取りを検討し、高窓を効果的に設置しています。

高窓の主な種類

高窓には、主に2つのタイプがあります。

●FIX窓: 開閉ができない窓です。採光や開放感の演出に特化しており、掃除がしやすいのが特徴です。
開閉できる窓: 光と風の両方を取り込みたい場合に適しています。下に垂れ下がったチェーンで開閉するものや、引き違い窓などがあります。

FIX窓
開閉できる窓
(引き違い窓)

高窓の3つの大きなメリット

1. 採光と通風

部屋全体が明るく:高い位置から光が入るため、部屋の奥まで自然光が届き、室内全体が明るくなります。
効率的な換気:暖かい空気は上にたまる性質を利用し、高窓を開けることで効果的に空気を入れ替えられます。

2. プライバシーと防犯性の確保

外からの視線が気にならない:高い位置にあるため、住宅が密集している場所でも、外からの視線を気にせず過ごせます。
防犯性が高い:外部から手が届きにくいため、侵入リスクが低減されます。

3. デザイン性と空間の広がり

開放感の演出:視界を遮るものがないため、空間をより広く、開放的に感じさせます。
家具の配置が自由:壁面を遮らないため、窓の下に自由に家具を配置できます。


高窓のデメリットと解決策

高窓にはいくつかのデメリットがありますが、工夫次第で解決できます。

開閉・掃除がしにくい
開閉や掃除がしにくいという点については、高所用の伸縮モップやブラシを使えば、日常の簡単な掃除が可能です。また、換気はできませんが、開閉しないFIX窓を選べば、比較的掃除が楽になります。

●暑さ対策
断熱性の高い窓を選ぶことが効果的です。断熱性の高い樹脂サッシや、遮熱型のLow-eガラスを選べば、熱の侵入を防ぎ、冷暖房効率を上げることができます。エルハウジングの建売住宅では、Low-eガラスを標準仕様としています。


まとめ

高窓は、高い位置にあることでプライバシーを守りながら、効率よく自然光と風を室内に取り込める窓です。家全体を明るくし、開放的な空間を演出するだけでなく、防犯性の向上にもつながるメリットがあります。

開閉できないFIX窓と、換気が可能な開閉できる窓の2種類から選ぶことができますが、「掃除のしにくさ」や「暑さ」といったデメリットも、専用の道具やLow-eガラスを選ぶことで解決できます。

デザイン性や開放感も兼ね備えた高窓。エルハウジングの建売住宅をご見学の際は、ぜひチェックしてみてください。

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