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3階建ての間取りの家で子ども部屋を何階に配置するといいのか

間取りのアイデア2024/07/22

今回は3階建ての一戸建て住宅を検討する際に、子どもの部屋の位置をどこにするかについて考えてみました。また、3階建ての住宅で子育てをするメリット・デメリットについてもお伝えします。

3階建てならではの特長を知り、子どもの成長を安心して見守れる住まいを手に入れましょう。

3階建ての間取り

一般的な3~4LDKの3階建て住宅の場合、LDKは2階にあり、子ども部屋は1階か3階に設置することが多いです。
3階建ての間取りの家では、子ども部屋の位置が3階になるケースが多いです。その理由を含め、1階と3階に子ども部屋を設置した場合のメリット・デメリットを確認していきましょう。

・1階…ガレージ+子ども部屋
・2階…LDK
・3階…子ども部屋+主寝室

3階建て住宅で子育てをするメリット

3階建ては3つのフロアで構成されているため、リビングと居室が別のフロアになりやすいです。お互いのスペースを確保することができ、子どものプライバシーが守られます。

 

3階建て住宅で子育てをするデメリット

大きなデメリットは階段での移動が必要であることです。お子様が小さい頃は、階段から落ちてケガをする可能性がありますので注意が必要です。お子様が小さいうちは、リビングの一角に遊ぶスペースや寝る場所を設け、小学生くらいになったら1階か3階の居室に子ども部屋を設置するのが良いでしょう。
トイレは2カ所に設置すると、上下階の移動の負担が軽減します。

 

①子ども部屋を1階に設置した場合

・移動がスムーズ

1階に子ども部屋を設置した場合、階段での移動がないため、玄関から自室への移動がスムーズです。学校や習い事の荷物など、玄関からすぐに子ども部屋へ持っていけるので、荷物がリビングに散らかりづらいです。

・子どもが友達を連れてきたときに気を遣わない

子どもが友人を連れてきてもリビングを通らないので、子どもの年齢によっては大きなメリットかもしれません。また親側も「子どもが友達を連れてきたときに、リビングを通ると気を使う」といった心配がありません。リビングの片づけに追われる心配もありません。

・家族のコミュニケーションが減る

帰宅後、子どもはそのまま自分の部屋へ直行できますが、そのため、家族間のコミュニケーションが取りにくくなることがあります。さらに、お風呂や洗面所などの水回りが1階に集中している場合、家族と顔を合わせる機会が減る可能性があります。子どもの部屋を1階に設けると、必ずしも家族のコミュニケーションが減るとは限りませんが、水回り設備を2階に集中させるなどの工夫が必要かもしれません。お風呂やトイレなどを2階に設置すれば、必要な時に2階に来て、家族と顔を合わせる機会が増えます。

・子ども部屋が1階と3階に分かれる

お子様が2人以上いる場合、子ども部屋が1階と3階に分かれることになります。子どもによっては、明るさや広さ・ロフトの有無、両親の主寝室が近いか遠いかなど、兄弟間で不平等だと感じたり、部屋の取り合いになったりすることもあるかもしれません。
用途地域によっては、1階の居室の方が広くなりやすいケースもあります。

 

②子ども部屋を3階に設置した場合

・家族のコミュニケーションやセキュリティ面で3階になるケースが多い

3階建ての間取りの家の場合、子ども部屋の位置は3階になるケースが多いです。理由としては、子どもが自室へ直接行くことなく、家族が集まるリビングや階段を通って上階へ上がることや、セキュリティ面で3階にすることが多いです。しかしながら、3階に子ども部屋を配置すると、家族の様子がわかりにくくなります。吹き抜けやオープン階段を取り入れることで上の階にも声が届きやすく、子どもの様子も伺うことができます。家族のコミュニケーションを大切にしたいご家庭におすすめです。

・暑さ対策が必要

3階建て住宅は、周りの建物よりも高い位置にあるため、日当たりや見晴らしがよくなります。日中は照明を付けなくても明るい場合もあります。
しかし、3階の居室は屋根からの日差しの熱が入りやすいため、高性能の断熱材を使った家がおすすめです。南向きの居室は特に暑さ対策が必要となります。ブラインドやカーテン、遮熱ガラスなどによる対策が求められます。

・防音対策

狭小地で3階建て住宅を建てる場合は、隣家との距離が近く、子どもの声が近所に響いてしまうことがあります。室内の音だけでなく、外の騒音が子どもにストレスを与えることも考えられます。
また、家族間で足音に関する音の問題が生じる可能性があります。受験を控えるご年齢のお子様には、家族であってもストレスに感じるかもしれません。階下に足音が響かないよう、床部分やクッションマットなどお子様のご年齢やライフスタイルに合わせて防音対策を検討しましょう。

・収納スペース

用途地域によっては、1階の居室が広くなりやすいケースもあります。収納スペースについても同様で、1階に比べると2階の収納スペースが少なくなるケースが見受けられます。

・家電や家具の運び入れが大変

子ども部屋を含む各部屋において、3階建て住宅の場合、階段が狭くなっていることや途中で折り返していることが多いため、勉強机や家具など大きな物はクレーンを使って窓から運び入れる必要があります。家具を購入するときには組み立て式のものやコンパクトなものに限定される可能性があります。

 

まとめ

一般的な3~4LDKの3階建ての場合、子ども部屋は1階か3階に設置することが多いです。二世帯住宅やリビングの横にもう一室設けられるような広い敷地の3階建て住宅の場合はまた、部屋の配置が異なってきます。

3階建ての特徴を理解し、ご家族のライフスタイルやお子様の年齢に合わせて子ども部屋を配置しましょう。部屋の配置を工夫することで、生活動線がスムーズになり、お子さんと顔を合わせやすい3階建て住宅になります。

≫前回の記事「3階建ての特徴とは?狭小地の土地有効活用や二世帯住宅・店舗兼住宅の建築について知ろう。」

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