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2つ以上バルコニーがある物件のメリットは?2面バルコニーと両面バルコニーの違い
間取りのアイデア2024/01/10
今回はバルコニーが2つ以上ある住居(一戸建て住宅の場合)のメリット・デメリットについてご紹介します。
バルコニーが2つ以上ある一戸建て住宅
〈メリット〉
バルコニーが2つ以上あれば、洗濯物に加え布団を干すスペースも確保しやすくなります。人数が多い家族におすすめです。
バルコニーは洗濯物や布団を干すほかに、アウトドアリビングとしても多目的に活用できるスペースです。
住居スペースに2つ以上のバルコニーがある住宅は、大きい窓があり、通風や採光の点で優れていると言えます。風通しが良い室内は、窓を開けておけばエアコンの使用頻度が低くなり、エアコン代削減につながります。
なお、バルコニーが対角でない2カ所にある場合は2面バルコニーと呼ばれます。対角(南北または東西)の2カ所にある場合は両面バルコニーと呼ばれます。「2面バルコニー」や「両面バルコニー」がある住宅は、他の住宅に比べて価格帯が高めに設定されていることが多いです。その分、売却時には評価額が高めに設定できるメリットもあります。
〈デメリット〉
バルコニーは建物の外にあるため、外気にさらされるため定期的な掃除が必要です。バルコニーがが多いということは、掃除する面積も増えるということになります。
バルコニーを設置する分、窓が多くなったり、大きくなります。開口部が多い間取りは、光熱費がかかりやすい間取りの代表です。なぜなら、熱は窓やドアなどの開口部から逃げやすいからです。断熱性の高い窓やサッシで、気温の影響を受けずらくする工夫をしておくと快適に過ごせます。
建築コストがかかるため、物件価格が高めに設定されていることが多いです。
2面バルコニーとは?
バルコニーが対局でない2箇所にある(画像では北と東など)場合は2面バルコニーと呼ばれます。
両面バルコニーとは?
両面バルコニーとは、南北、東西など相対する両方向にバルコニーがある場合に呼ばれます。
2WAYバルコニーとは?
2面バルコニーと似た不動産用語で「2WAYバルコニー」という単語を見ることがあります。
出入口が2ヶ所あるタイプのバルコニーです。横に広いバルコニーは多くの洗濯物や布団を一度に干すことができます。また、家族の朝の起床時間やプライバシーを考慮しつつ、洗濯物を干すことができます。
「2面バルコニー」や「両面バルコニー」のメリット・デメリットをきちんと理解し、日々の暮らしを快適に過ごせる工夫をしましょう。
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