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家の中の方が花粉症がひどい原因やその対策について調べてみた

住まいのお役立ち情報2024/04/03

花粉症のピークは、一般的に2月〜4月と思われていますが、意外と量も種類も多いのが5月です。スギ・ヒノキ花粉などの大量飛散が予想されるため、飛散期間も長くなる可能性があります。気を抜かず、しっかり予防していきましょう。

今回は家の中でできる花粉症対策についてご紹介します。

家の中でできる花粉症対策

花粉の飛散量が急増する春。家の中でも花粉症がおさまらないのは、いくつかの原因が考えられます。家の中での花粉症の症状にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

家の中:換気は花粉飛散量が少ない時間帯にレースカーテンを活用する

花粉シーズン中に換気を行う際は、レースのカーテンを活用しましょう。環境省の『花粉症環境保健マニュアル』によると、窓を開ける幅を10cm程度にし、レースのカーテンをすることで屋内への流入花粉をおよそ4分の1に減らすことができるそうです。カーテンは定期的に洗濯するようにしましょう。

また、花粉が多く飛散する時間は、11〜15時ごろの気温が高い時間帯とされています。換気する時間帯は朝や夕方・夜間など花粉の飛散量が少ない時間帯に換気するようにしましょう。

 

家の中:衣類に花粉を付けない洗濯物を室内干しする

花粉シーズンに洗濯物を外に干すと、乾燥による静電気が発生し花粉が衣類に付着します。洗濯物を取り込む際、衣類に付着した花粉が室内に入り、部屋の中で花粉が浮遊します。洗濯物を取り込むときに払ったとしても静電気で付着した花粉が取り除きにくく、ほとんど衣類に付着したままというのが実情です。

どうしても外に干したい時は、できるだけ花粉が付着しない対策をして外干しするようにしましょう。
洗濯時に柔軟剤を利用すると良いでしょう。柔軟剤には衣類の静電気の発生を抑える効果もあり、有効です。花粉の飛散量が少ない日を狙ったり、花粉が飛散するピークの時間帯を避けて夜間に外干しすると良いでしょう。

≫合わせて読みたい「洗濯物が乾きにくい季節に大活躍な物干し設備やアイテム」

外出時:静電気防止スプレーを使う

花粉が衣類に付着してしまう原因の1つが、静電気です。花粉シーズンは乾燥による静電気が発生し、花粉が付着します。静電気が花粉を呼び寄せてしまうため、なるべく静電気が発生しない自然素材の衣類を身につけたり、静電気防止スプレーを活用するのがおすすめです。静電気防止スプレーは衣類による静電気を抑え、花粉を寄せ付けない効果が期待できます。花粉の付着を防止できれば、帰宅時に花粉を家の中に持ち込む可能性が低くなります。

帰宅時:家の中に花粉を持ち込まない

帰宅時は、玄関に入る前に衣類やバッグ・髪の毛などについた花粉を払っておきましょう。衣類や体についた花粉を払う際は、手ではなくウエットシートを使うのがおすすめです。
髪や顔、手といった体にも花粉は付着しているため、忘れずに落としてください。

外出時に着用した上着は部屋に持ち込まないようにすると安心です。花粉を落とした後でも、なるべく玄関に収納しましょう。玄関の近くに、花粉が付いた上着・帽子・靴を収納できるような「シューズクローク」があると花粉を室内に持ち込むのを防げます。

これから新築購入をする方はシューズクロークを設置するなど、花粉を家の中に持ち込まないような玄関作りも検討しましょう。
≫シューズクロークのメリットとデメリットをチェック

家の中:加湿器や空気清浄機を設置する

加湿器は乾燥対策だけでなく、花粉対策としても有効です。加湿器を使い、花粉に水分を付着させて空中の花粉を床に落とすことで、花粉の症状を抑えられるとされています。
空気清浄機を設置することで、家の中に入り込んだ花粉を除去できます。空気清浄機は空気が入ってくる窓際に置きましょう。

家の中:こまめに掃除する・掃除は拭き掃除が先

花粉対策として効果的なのは、家の中をこまめに掃除することです。
掃除をする際は、拭き掃除をしてから掃除機をかけましょう。先に掃除機をかけると、花粉が舞い上がる可能性があります。フローリングの場合、最初にモップなどで拭き掃除をすると良いでしょう。

帰宅時はどうしても部屋の中に花粉が入ってしまいます。頻繁に掃除することで、家の中の花粉を排除していきましょう。また、洗濯物を外干ししている場合は、取り込んだ際に床を拭くようにしましょう。

家の中:自律神経を整えるアルマテラピー

花粉症の不快な症状が続くと気分もふさぎがちになります。アロマを上手に取り入れて、香りを楽しみながら、花粉症対策をしてみてはいかがでしょうか。植物の花や葉から抽出した精油の芳香成分を体内に取り入れることで、自律神経やホルモンのバランスを整えることができます。精油の中には鼻水、咳、のどの痛みなどにアプローチしたり、鼻をスッキリさせてくれる作用を持つ種類が存在します。
ただし、女性ホルモンに作用する香りが多いため、妊娠中の方は使用を避けましょう。

 

まとめ

花粉の飛散量が増える春先は、鼻水や目のかゆみなどの不快な症状が出て、家の中にいても花粉が気になりますよね。家の中でできる花粉対策としては、「花粉を家の中に入れないこと」と「入り込んだ花粉を取り除くこと」が重要です。

近年、花粉症を発症する人は増加傾向にあり、日本人の4人に1人が罹患していると言われる花粉症です。
これから新築住宅の購入を考えている方は、間取りや設備を工夫することで、花粉やウイルスの侵入を防ぐことができます。

 
 

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