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玄関に収納したいものが意外と多い!あなたのご家庭にあった玄関収納はどれ?

間取りのアイデア2024/03/27

「家の顔」と言われる玄関はいつもスッキリきれいに保っていたいですよね。
玄関から入ったら、靴や荷物が散らかっていない、整っている玄関は理想です。そのためには、玄関にもたっぷりの収納スペースが必要になってきます。
「玄関収納」と言っても種類があり、それぞれ特徴・メリット・デメリットがあります。

あなたのご家庭にはどんな玄関収納があってるでしょうか?
一緒に見ていきましょう。

玄関に収納したいもの

玄関に収納するものは、靴だけではありません。ざっと挙げていってみましょう。

・自転車のカギ
・通勤カバンや子供のランドセル
・冬はコートや手袋、マフラーなど外出時に必要なもの
・夏は日傘、帽子、日焼け対策グッズ
・傘やレインコート
・子供の外遊び用のおもちゃ
・防災用品
・ゴルフバッグ

外出の際に必要な物はある程度すべて置いておけると快適です。小さなお子様のいる家には、玄関にコート掛けやカバンを備え付けるまたは置くスペースがあると特に便利です。
クローゼットが2階にある住まいの場合、通勤カバンや子供のランドセルなど、玄関に置いておけるスペースがあると、外出の度にいちいち階段を上り下りする必要もなくなります。

≫合わせて読みたい「ランドセルの収納場所どこにする?」

また、収納スペースをつくるときに大切なのは、今の家族のことだけでなく、10年後、20年後の家族はどうなっているのか、将来を見越して考えることです。お子様が成長すると洋服や靴の量・大きさも増加します。

 

玄関収納の種類

玄関収納 収納タイプ
①シューズボックス(下駄箱)

・ロータイプとハイタイプ
・カウンタータイプ
・フロートタイプ
・カウンター+吊り戸棚のセパレート
・コの字型 など。

②シューズクローク
(エントランスクローゼット、土間収納)
・ウォークイン
・ウォークスルー
・クローズタイプ(扉付き)
・オープンタイプ(扉なし)

①シューズボックス(下駄箱)とは?

靴を収納するための家具のことです。『下駄箱』とも呼ばれています。既製品の種類が豊富で、高さ1m程度のロータイプと、天井まである大型のハイタイプがあります。また、下駄箱は扉付きと扉なしも選べます。

・ハイタイプ
ハイタイプには、大型の壁面収納タイプと、カウンターと吊戸棚を組み合わせたセパレートタイプがあります。靴がたくさん入るだけでなく、すがた見が付いていたり、傘が置けたりするため、外出時の準備がスムーズになります。

・ロータイプ
玄関が狭かったり、圧迫感を出したくなかったり、窓を設けたりという場合には、ロータイプを選ぶと良いでしょう。カウンターの上には、収納量を確保しながら、小物を飾るなど、個性も演出できます。

・フロートタイプ
スッキリ感を演出したい場合は床から浮いているフロートタイプがおすすめです。足元を照らすフットライトを付けたり、頻繁に使用する靴や雨の日に濡れた靴の一時置きとして使用することもできます。

玄関スペースや収納したいもの・お好みのカタチが選べて、バリエーションが豊富です。
大容量の収納スペースがあるシューズクロークを設けるスペースがない方でもスッキリ・キレイに玄関を保てます。

 

②シューズクロークとは?

シューズクロークとは、玄関横の収納スペースのことです。比較的スペースが広く、土足のまま使用できるのが特徴で、間取り図では「SC(シューズクローク)」や「SIC(シューズインクローゼット)」と記載されます。弊社では「ECL(エントランスクローゼット)」と記載されます。
広さや用途によっていは土間収納と呼ばれることもあります。
玄関周りのもの全般を収納するスペースです。
ただし、明確な呼び方に違いがないため、施工会社によっては呼び方が異なります。

▼写真はウォークインのシューズクローク・オープンタイプ(扉なし)

シューズボックスに対し、シューズクロークは独立したひとつのスペースを指します。靴だけでなく傘やベビーカー、三輪車といった、大きめの物を収納できる広さがあるのが特徴です。
靴以外の収納スペースがほしい人にはシューズクロークはおすすめの設備です。
玄関にクローゼットを設置すれば、外出準備がもっとラクになります。

●シューズクロークのメリット

・収納量や高さがある

大きなメリットとして、収納力の高さが挙げられます。棚の他にハンガーをかけるレールをつけることで、コート類を掛けておけます。
高さが調整できる可動棚の場合、スニーカーなどに比べて高さがあるレインシューズやブーツなど収納するものに合わせて、高さを調整できて便利です。
収納スペースが十分あるので、宅配の荷物の一時置きにも便利です。

・土足スペースにそのまま収納できる

玄関の土足スペースを、そのまま広げているため、傘、ゴルフバッグ、子どもの遊び道具、ベビーカーなど外で使うものを収納できます。シューズクロークを活用すれば、ゴルフバッグなどのアウトドアグッズ用に物置を買う必要がなくなります。
またアウトドアグッズをシューズクロークで保管しておけば、車に運ぶ際も移動距離が少なくなり、積み込みも簡単です。

・生活導線がスムーズになる

外出に必要なものを一通り収納しておけるので、外出準備がスムーズになります。
冬であればコート・手袋・冬用帽子・マフラー、梅雨時は長靴・レインコート・傘、夏は日傘や帽子などをまとめておくと便利です。

・家の中がきれいに保たれる

小さなお子様の場合、帰ってきたらまずコートを脱ぎたい!カバンを置きたい!という気持ちが勝ちます。「リビングに置きっぱなし」を減らすことができます
また、保育園や学校用品など泥の付いたものを室内に持ち込まずに済みます。外出時に着用した上着を部屋に持ち込まないようにすることで、花粉症対策にも繋がります。お部屋の中がきれいに保たれます。

・パントリーとして活用できる

かさばりやすいペットボトル飲料やお米など、重量のある食料品をシューズクロークに収納できます。冬は暖房の効いた室内よりも、気温が低い玄関の方が食料品の保存にはおすすめです。

●シューズクロークのデメリット

・定期的な掃除が必要

土やホコリが入りやすいため、定期的な掃除が必要です。

・湿気対策 臭い対策

また臭いや湿気対策が必要です。湿気や靴の臭いがこもらないよう、住宅を設計する際に、シューズクロークに小窓や換気扇をつけておくと、快適に過ごしやすくなるでしょう。

・荷物が増えがち

収納力がたくさんあると便利ですが、荷物が増えやすくなるというデメリットもあります。あらかじめ使用方法を考慮しないと、ただの物置になってしまいます。

●シューズクロークの種類

シューズクロークには、「ウォークイン」と「ウォークスルー」の2種類があります。また、扉の有る無しによって「オープンタイプ」と「クローズタイプ」と呼び方が違います。

・ウォークイン

設置されている出入り口が1カ所で、中を歩くことができる奥行きのあるクローゼットです。
1帖~3帖ほどの広さがあり、物が取り出しやすく、大きな荷物やかさばるものが収納しやすいのがメリットです。
玄関横に収納用の小部屋があるイメージです。

・ウォークスルー

ウォークインクローゼットのような大容量の収納ペースがありつつ、入り口から入って、そのまま通り抜けられるタイプのクローゼットです。 
通り抜けできるタイプのため、玄関からシューズクロークを通って室内に上がれます。シューズクロークの近くに洗面所を設けたり、キッチンと直結させてパントリーを兼用させたりと、配置する場所によってはより生活導線がスムーズになります。

・クローズタイプ(扉付き)

扉がついているので目隠しできることはもちろん、玄関がスッキリとした印象になります。急な来客時も安心です。
ウォークスルーのシューズクロークであれば、玄関側はクローズタイプ(扉付き)、室内側はオープンタイプ(扉なし)にすることもできます。

・オープンタイプ(扉なし)

オープンタイプは仕切り部分のデザインにこだわることで、おしゃれな印象になります。
趣味の自転車やサーフボードをインテリアとして「見せる収納」にすることで魅力的な空間になります。
ただし、玄関から収納が丸見えになってしまうので、内部を隠したい人には不向きです。
シューズクロークで発生している靴の臭いが室内まで流れ込んでくる可能性があるため、消臭剤を置くなどの対策も必要です。

まとめ

シューズクロークの最大のメリットは収納力ですが、収納力がたくさんあると荷物が増えやすくなるというデメリットもあります。
あらかじめ「何をどこにしまうのか」を考えておくことで、ただの物置になることを防げます。

また、シューズクロークを快適に使うには、収納量だけでなく、窓や換気扇などの機能面にこだわることも効果的です。

シューズクロークに収納したい物やどのような使い方をしたいかを考え、ライフスタイルにピッタリのタイプを選びましょう。

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