洗濯物が乾きにくい季節に大活躍な物干し設備やアイテム | エルハウジング

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洗濯物が乾きにくい季節に大活躍な物干し設備やアイテム

間取りのアイデア2024/02/10

おはようございます。エルハウジングです。

今回は梅雨時だけでなく、寒くて洗濯物が乾きにくい冬にも大活躍する物干し設備やアイテムをご紹介します!
梅雨の時期は洗濯物を部屋干しする機会が多くなりますが、近年では梅雨の季節に関わらず、年間通じて室内で物干しをするご家庭が増えています。

共働き世帯の増加や花粉・PM2.5などの外気がリスクとなることから、洗濯物を室内に干すご家庭が増えているため、室内物干しやランドリールームのニーズが高まっています。また、気温が上がらない冬は日照時間が短く、外干しでも衣類がなかなか乾きません。

そこで、洗濯物を室内に干す際に役立つ設備や間取りをご紹介いたします。

室内物干しのメリットや室内物干しが向いている方

・天候に左右されない。急に雨が降っても安心。
・防犯上 外に洗濯物を干すのが不安。
・共働きで洗濯物を干す時間が夜になる。
・花粉やPM2.5などの外気リスク。
・冬の乾燥対策に部屋干しをする。

洗濯物を乾きやすくするポイント

洗濯物は水分が多いと乾きにくいため、あらかじめ水分を取り除いておくことで乾きやすくなります。
そこで、洗濯機の脱水時間を長めに設定することで、洗濯物の水分を減らしましょう。
ただし、洗濯物に強い力を加えると、衣類の生地を傷めたり、型崩れを起こす可能性があります。
冬に着る回数が増えるニットや厚手のトレーナーなど、洗濯表示に気をつけて実践しましょう。

室内物干し設備や間取りの例

弊社の施工例をもとに、室内物干しや乾燥機の設備などをご紹介させていただきます。

①居室に設置する室内物干し

物干しと言えば「天井設置」「壁設置」「窓枠設置」などが定番ですが、
弊社の住宅施工例として多いものは室内用物干しホスクリーンのような天井から吊るすタイプです。

・天井設置タイプの室内物干し

天井から吊るすタイプの物干しにも種類があり、使用するときに竿を降ろして使う「昇降式」と
上の写真のような天井に設置した本体に専用のポールを差し込み使用する「スポット式」があります。スポット式は天井高に合わせて、高さを変えることができ、干しやすい高さを調整できます。

・壁に設置するタイプの室内物干し

すでに新築にお住まいで、追加工事をしたくない方には、ご自身でも簡単に設置ができる「ワイヤータイプ」の室内物干しなどもおすすめです。
壁に本体を取り付けてワイヤーを伸ばすだけの室内物干しです。
必要な時だけワイヤーを伸ばして、パッと手軽に洗濯物を干せるので、「雨の日だけ室内で干す」「普段は室内物干しを目立たせたくない」「生活感を出したくない」という方におすすめです。

・窓枠設置のタイプの室内物干し

最も簡単に取り付けできる室内物干しが欲しい方には窓枠設置がおすすめです。
工具不要なものが多く、窓枠やドア枠に引っかけて簡単に取り付け可能。ホームセンターやネットショッピングで買える便利アイテムです。

注意点

主に干す場所、足りないとき用の室内物干し、日当たりの良い室内など、設置したい場所や用途に合わせて活用してください。ただし、風通しが悪い室内で濡れた洗濯物を干すと、室内の湿度が急激に上昇してしまいます。室内の湿度が高くなると、雑菌の増殖や天井や壁、床、家具などにカビが発生する原因となり、さまざまなトラブルを引き起こしやすくなります。部屋干しをする際は、湿度対策もきちんと行いましょう。

②部屋干し派!ランドリールーム

年中を通して室内干しが多い方には、ランドリールームがおすすめです。
下の写真は室内物干し専用の個室です。

ランドリールームのメリット

・洗濯動線がよく家事効率が上がること
・雨の日、花粉の季節も気にせずに洗濯物が干せること
・防犯上 外に洗濯物を干すのが不安
・洗濯物を干す時間が遅くても、近隣の迷惑にならない

写真のモデルハウスでは室内にエアコンを設置しています。送風や除湿機能を活用すれば、衣類を早く乾かすことができ、生乾きの臭いを予防できます。
洗う、干す、取り込む、畳む、しまうという、洗濯にまつわる一連の作業をすべて行うことができ、家事効率が向上します。
天候に影響されることなく、洗濯の家事が可能であり、便利ですね。
さらに、アイロン掛けができるスペースがあるとより便利です。

③バルコニーと室内干しを使い分けたい

バルコニーと室内干しを使い分けたいパターンの間取りです。

バルコニーと室内干しを使い分けするメリット

・洗濯動線がよく家事効率が上がること
・天気や花粉の季節、洗濯物を干す時間帯に合わせて使い分けができる
・室内干しでも窓が近くて換気がしやすい。湿気がこもりにくい。

ランドリールームとは異なり、上の写真は部屋干し専用の個室です。
バルコニーと隣接しているので、外干し用と使い分けることができます。
晴れた日は外、雨の日や花粉が気になる日は室内など、使い分けが可能です。

干した後、すぐに収納できるクローゼットがあると、干す→洋服をしまうという家事効率がアップします。
室内物干しが窓の近くにあると、換気がしやすく風通しが良いため、洗濯物が早く乾きます。

④洗面所と一体型ランドリールーム

洗面所に室内物干しを設置した施工例です。最大のメリットは移動がないことです。
天井に室内物干しホスクリーンを設置して直接洗濯物が干せる間取りです。

洗面所室内干しのメリット

・移動がないため、洗濯動線がよく家事効率が上がる
・雨の日、花粉の季節も気にせずに洗濯物が干せること
・換気設備が整っている
・洗濯物を干す時間が遅くても、近隣の迷惑にならない

洗面所・浴室など、水回りには換気設備が整っており、適度に換気をしながら洗濯物を干すことができます。
洗濯物を早く乾かしたい場合は、除湿器や扇風機などを併用することをおすすめします。

浴室暖房乾燥機を活用して洗濯物を乾かす

浴室暖房乾燥機は冬場に浴室を温めるために使うものと思われがちですが、実は湿気が多い季節にも大活躍します。
浴室暖房乾燥機の乾燥機能を使えば、洗濯物を乾かすことができます。

部屋干しした場合、部屋中の湿気やカビの発生が気になるという方は、浴室暖房乾燥機がおすすめです。
浴室暖房乾燥機なら洗濯物を乾かしながら除湿・換気運転もできるので、カビ発生を予防できます。

ただし、入浴後はしっかりお風呂の掃除をしましょう。
お掃除を怠ると浴室のカビの臭いが洗濯物に付いてしまうので、注意が必要です。

まとめ

近年、住宅の設備として室内物干しの需要が高まっています。
雨の日だけでなく、シーンや用途に合わせて一年中活躍してくれる設備・アイテムです。

室内物干しの活用によって家事の効率が上がります。
これから戸建てを購入される方、備えの一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

これから建築・戸建ての購入を予定されている方、ぜひ参考にしてみてください。

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