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住宅購入する際、24時間営業のスーパーが近くにあるメリット

NEW住まいのお役立ち情報2025/05/01

一戸建て住宅を購入する際には、周辺環境の充実度が重要な検討ポイントとなります。
特に買い物施設の利便性は、日常生活の快適さに大きく影響します。中でも24時間営業のスーパーや深夜まで営業しているコンビニが徒歩圏内にある場合、仕事で帰宅が遅くなる人や、家事や育児で忙しい人にとって非常に便利です。こうした施設が近くにあることで、時間に縛られずに買い物ができ、生活の質が向上するのは大きなメリットです。さらに、スーパーの品揃えや営業時間も購入前に確認しておくことで、より安心して新生活をスタートできます。

今回は、一戸建て住宅を購入する際、24時間営業のスーパーが近くにあるメリットについて記事をまとめました。

 

住宅購入する際、生活の質や利便性を重視する人が多い

宅建協会の2024年度調査によると、住宅購入時に最も重視されているのは「購入金額」(51.3%)であり、次いで「周辺・生活環境がよい」(48.2%)、「交通の利便性がよい」(37.2%)という結果が出ています。この調査結果からも、住宅購入者が価格だけでなく、生活の質や利便性を重視していることが分かります。

そのため、24時間営業のスーパーなどがあることで、生活スタイルに合わせた柔軟な買い物ができる点は、多くの人にとって大きな魅力となるでしょう。

しかし、近年では24時間営業のスーパーは減少傾向にあります。一見すると、24時間営業は利便性の向上により集客力アップにつながるように思えますが、実際にはすべての店舗で成功しているわけではありません。これは、24時間営業にはメリットだけでなく、デメリットも存在するためです。人件費や光熱費の増加、深夜帯の利用者減少など、経営面での負担が課題となっており、長時間営業を維持することが難しくなっています。そのため、24時間営業のスーパーが近隣にあるという条件は、今後さらに希少価値が高まる可能性があります。

住宅購入を検討する際には、周辺環境の利便性だけでなく、将来的な変化も見越して慎重に判断することが大切です。特に24時間営業のスーパーがあるかどうかは、日常生活の質に直結するため、購入前の下見や情報収集をしっかり行うことをおすすめします。

≫参照:宅建協会 2024年住宅居住白書「https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/09/2024-fudousan-anke-to.pdf」

 


 

24時間営業のスーパー(京都・大阪・滋賀)

関西地方では、24時間営業のスーパーマーケットが各府県で一定数存在しており、忙しい人々にとって便利な生活インフラとなっています。京都、大阪、滋賀、兵庫の各地域では、それぞれに特徴的なチェーン店が24時間営業を展開しており、深夜や早朝でも買い物ができるメリットがあります。

都道府県 24時間営業のスーパー 店舗数 備考
京都府 40店舗 中でも京都ではフレスコが圧倒的に多くの店舗数を誇っています。フレスコは京都市内を中心に展開しており、地域住民にとって手軽に利用できるスーパーとして定着しています。
大阪府 61店舗 関西地方の中でも最多です。特にイオングループKOHYOダイエーマックスバリュのほか、京都でも多いフレスコ、さらにはオークワなど、多様な店舗が深夜でも営業しているため、忙しいビジネスパーソンや夜型の生活を送る人々にとって利便性の高い環境が整っています。
滋賀県 12店舗 比較的少なめです。マックスバリュ西友ラ・ムーなど、大手スーパーが24時間営業を展開しています。これらの店舗は郊外型の立地が多く、車での来店を想定した広い駐車場を備えている店舗が目立ちます。

〈2025年3月調べ〉

これらのスーパーは、単なる深夜営業にとどまらず、品揃えや価格の面でも利用者のニーズに応えることで、地域の暮らしを支えています。しかし、近年は24時間営業を維持するための人件費や経営負担の増加などの課題もあり、今後の動向には注意が必要です。関西で一戸建て住宅の購入を検討している場合、24時間営業のスーパーの有無は、生活の質を左右する重要なポイントの一つとなるでしょう。

 


 

24時間営業のスーパーマーケットが近所にあるメリット

24時間営業のスーパーマーケットが近所にあることのメリットは、ライフスタイルの柔軟性だけでなく、日常生活の安心感にも大きく貢献します。現代の忙しい生活の中で、さまざまな場面でその利便性が発揮されるため、一戸建て住宅を購入する際の大きなポイントとなります。

① ライフスタイルに合わせた買い物ができる

生活圏内に24時間営業のスーパーマーケットがあると、自分のライフスタイルに合わせて自由に買い物ができます。近年、共働き家庭の増加や夜勤勤務の増加に伴い、深夜や早朝しか買い物時間が取れない人も増えています。こうした忙しい人々にとって、時間を気にせず買い物ができる環境は非常にありがたいものです。また、人混みを避けたい方や、ゆっくり商品を選びたい人にとっても、深夜や早朝の落ち着いた時間帯に買い物ができるのは大きなメリットです。特に、仕事帰りが遅い日や夜勤明け、あるいは突然必要なものが発生した時でも、24時間営業のスーパーがあれば安心です。

② 急な買い物が発生してもすぐに対応できる

買い忘れや急に必要なものが発生したとき、24時間営業のスーパーマーケットが近くにあると非常に便利です。コンビニも24時間営業ですが、日用品や食品の価格はスーパーに比べて割高なことが多いため、頻繁に利用するには負担が大きくなります。

急病時の薬や、冠婚葬祭の急な準備、料理中の食材不足、あるいは突然の来客など、予期せぬ状況にもすぐに対応できるのは、24時間営業のスーパーの大きな魅力です。夜遅くや早朝など、他の店舗が閉まっている時間帯でも、必要なものを買い揃えることができる安心感は計り知れません。

③ 混雑を避けて快適に買い物ができる

24時間営業のスーパーマーケットでは、夜間や早朝の時間帯は混雑が少なく、落ち着いた環境で買い物ができます。特に、土日や夕方などのピーク時に比べて、深夜帯はレジの待ち時間が短く、商品をじっくり選ぶ余裕が生まれます。家族連れでの買い物や、大量の食材をまとめ買いする際にも、人混みを避けられることで、より快適なショッピングが可能です。さらに、店舗によっては深夜帯限定の割引や特売が行われることもあり、節約志向の人にとっても魅力的です。

④ 万が一の事態にも安心できる

深夜の時間帯や人通りが少ない場所では、万が一のトラブルや犯罪被害に遭うリスクが高まることもあります。しかし、近くに24時間営業のスーパーマーケットがある場合、そうした非常時に避難場所として利用することができます。夜間でも明るく、人の出入りがあるスーパーは、地域の安全面でも大きな役割を果たしており、深夜の帰宅時や散歩中に不安を感じたときでも、安心感を得られる場所となります。

 

24時間営業のスーパーマーケットが近所にあるデメリット

まず挙げられるのは、騒音に関する問題です。特に住宅街の中に立地している場合、深夜や早朝でも店舗の営業が続くため、人や車の出入りが絶えません。その結果、夜間における静けさが損なわれることがあります。例えば、夜間にトラックが商品を搬入する際のエンジン音や作業音、ごみの収集時に発生する音、さらには買い物を終えた来店客が駐車場で立ち話をしたり、車のドアの開閉や発進音なども、静かな住宅環境には大きな影響を与えることがあります。

また、近隣にそのスーパーマーケットしかない場合、買い物客が集中しやすく、店舗周辺の道路が混雑することが考えられます。特に住宅街の道路が狭い場合には、車同士のすれ違いが困難になり、事故や接触のリスクが高まります。さらに、店舗の駐車場が満車となることで、来店客が近隣の道路に違法駐車をしたり、住宅前に無断で車を停めるなどのトラブルが発生するケースも見受けられます。

 


 

まとめ

24時間営業のスーパーマーケットが近隣にある場合、時間に縛られずに買い物ができるという点は非常に魅力的です。また、スーパーが近くにあることで、頻繁に買い物に行くのが苦にならず、重たい米や飲料水といった荷物を自宅まで運ぶ際の負担も軽減されます。このような利便性の高さは、日々の生活をより快適にし、時間の使い方にも余裕をもたらしてくれます。
その利便性の高さは魅力的ですが、一方で生活環境に影響を及ぼすいくつかの懸念点も存在します。

住宅購入の際には、どうしても間取りや設備といった物件自体の条件に目が行きがちですが、周辺環境の確認も同じくらい重要です。特に、日々の生活に欠かせないスーパーの存在は、利便性と暮らしやすさに直結します。ただし、それが24時間営業である場合は、メリットだけでなくデメリットについても冷静に考慮することが求められます。快適で質の高い生活を実現するためには、実際に現地へ足を運び、周囲の様子や交通量、騒音の有無などを事前にチェックすることが大切です。周辺施設をしっかりと確認することで、より満足度の高い住まい選びにつながることでしょう。

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