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オープン外構とは?魅力と注意点
NEW住まいのお役立ち情報2025/07/17
エルハウジングの建売住宅では、オープン外構が標準です。開放感やコスト面で魅力がある一方で、考慮すべき点も。ここでは、オープン外構とその特徴、メリット・デメリットを詳しく解説します。
オープン外構とは?
オープン外構とは、敷地と道路をフェンスや塀などで仕切らない外構スタイルです。目隠しとしての役割を果たさない程度の低いフェンスや生け垣がある場合も、オープン外構に含まれます。
オープン外構のメリット
エルハウジングが標準採用するオープン外構には、以下のようなメリットがあります。
1. 開放感を感じられる
オープン外構の住まいは、屋内外に遮るものがないため、非常に開放的です。
・広々とした視界: 窓から見える景色が広がり、視覚的な広がりを感じられます。
・光と風の確保: 光や風が入りやすくなり、家の中が明るく快適になります。
・庭の魅力を共有: 手入れの行き届いた庭や花壇を外から見てもらえるのも、オープン外構ならではの魅力です。
2. 敷地が狭くても圧迫感がない
敷地がコンパクトな場合でも、オープン外構は圧迫感を軽減します。
・視覚的な広がり: 視界が遮られないことで奥行きが生まれ、敷地全体が広く見えます。
・採光性の向上: 窓の配置が限られるコンパクトな家でも、外の光を十分に室内に取り込めます。
3. 外構工事費が安くなる
フェンスや塀を設置しないため、外構工事にかかる費用を抑えられます。
・コスト削減: クローズ外構やセミクローズ外構と比較して、初期費用を抑えることが可能です。
・リフォームのしやすさ: 構造物が少ないため、将来的にガーデンのリフォームや模様替えをする際にも、比較的簡単に行えます。
オープン外構のデメリット
開放感やコスト面でメリットがある一方で、オープン外構には考慮すべきデメリットもあります。
1. 敷地内に侵入されやすい
道路と敷地を隔てる目印がないため、外部からの侵入が容易になる可能性があります。
・不審者の侵入リスク: 空き巣や泥棒など、不審者による侵入リスクが高まるかもしれません。
・立ち入りへの抵抗感: 配達員やセールスなどが気軽に敷地内に入ってくることに、抵抗を感じる方もいるでしょう。
・敷地の区切りが曖昧に: 敷地の区切りが分かりにくくなることで、近所のお子さんが無断で立ち入ってしまうケースも考えられます。
これらの対策として、フェンスや門扉の設置を検討したり、植栽で視覚的な区切りを作ったり、防犯カメラの設置も効果的です。
2. 防犯・プライバシー面が心配
遮るものがないため、家の中が外から見えやすいという課題があります。
・プライバシーの確保: 部屋の中が見えにくいプライバシーカーテンの設置や、窓の位置・開閉方向を考慮する必要があります。
・間取りの工夫: お風呂や子ども部屋など、プライバシーを重視したい空間は通りに面していない位置に配置するなど、間取りの工夫も有効です。
3. 子どもが飛び出す可能性
庭で遊ぶお子様が、思わず道路に飛び出してしまう危険性も考慮が必要です。
・安全対策の検討: ボール遊びや追いかけっこなど、敷地外に飛び出す可能性のある遊びには注意が必要です。
4. 車の方向転換に使われる可能性
道幅が狭い道路やカーブの多い場所では、オープン外構の敷地がUターン場所として、あるいは対向車とのすれ違い時の待避スペースとして利用されてしまうことがあります。
・エクステリアへの影響: 車が敷地内に乗り上げることで、外構の一部が傷ついたり、汚れてしまったりする可能性も考えられます。
まとめ
オープン外構は、フェンスレスの開放的なスタイルです。広々とした印象と開放感が魅力ですが、防犯・プライバシー対策やお子様の飛び出しには注意が必要です。特に交通量の多い立地では、デメリットを慎重に検討しましょう。
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