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家族にうつさない!インフルエンザ家庭内感染を防ぐ「住まいの工夫」と予防術

NEW住まいのお役立ち情報 2025/12/09

冬になると例年、インフルエンザの流行が本格化します。今年はピークが早まり、すでにインフルエンザの感染が広がり、各地で学級閉鎖が相次いでいる状況です。
体調管理や手洗いはもちろん大切ですが、実は「住まいの環境」そのものが感染リスクに大きく影響するという点は、まだあまり知られていません。

エルハウジングの4LDK以上の新築分譲住宅が持つ間取りや換気・断熱の機能と、ご家庭での予防策を組み合わせ、ご家族の健康を万全に守りましょう。

1. 感染リスクを下げる「住まいの機能」と空気の循環

① 24時間換気で「ウイルスを溜めない」

ウイルスは、空気が動かない場所に留まりやすい性質があります。特に冬場は、暖房を使っていることで空気の流れが弱くなり、室内にウイルスが溜まりやすい環境になってしまいます。
日本の住宅には、新鮮な空気を採り入れ、汚れた空気を外に出す「24時間換気」機能の整備が法律で義務付けられています。これは、家の中の空気を常に循環させるための大切な仕組みです。

エルハウジングの建物では、各居室の給気口と各トイレの換気扇を使って換気量を計算しています。
空気が停滞してウイルスの濃度が上がるのを防ぐため、給気口は必ず開け、トイレの換気扇は常に運転しておくようお願いいたします。

≫関連記事「24時間換気システムの必要性と正しい使い方

② 効率的な換気ができる構造と断熱性能

窓を開けて行う「自然換気」も重要です。政府は「2方向の窓を1回数分程度、全開に」し、「換気回数は毎時2回以上確保」を目安としています。
参照:厚生労働省ホームページ「https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf」

2面採光の間取り: エルハウジングの建売住宅には、2面採光(2方向に窓がある)の間取りが多く、このような効率的な換気ができる環境が整っています。窓を大きく開けて、新鮮な空気を取り入れましょう。

断熱性能: 断熱性能が高い家は、室内の寒暖差が少なく、体が冷えにくい環境です。これは自律神経の乱れを抑え、家族の免疫力を維持することにもつながります。

2. 感染を防ぐ「間取りの工夫」と「玄関での対策」

感染者と非感染者の生活空間を分けることは、家庭内感染を防ぐ最も重要な対策です。
エルハウジングの4LDK以上の新築分譲住宅は、「部屋数が多く分けやすい」「トイレ2ヶ所設置」など、万が一の感染対策にも役立つ間取りが特長です。

◇ 隔離しやすい部屋数と水回りの分離

多室空間(4LDK以上): 当社の4LDK以上の物件は、部屋数が充実しているため、患者様を一時的に別の部屋に隔離しやすいというメリットがあります。距離を取る(部屋を分ける)ことは、飛沫感染のリスクを大幅に減らします。

トイレ2ヶ所設置のメリット: 水回りを共有すると感染リスクが高まります。トイレが2ヶ所あることで、感染者専用のトイレを確保しやすくなり、衛生管理を徹底しやすくなります。

≫関連記事「トイレが2つある間取りのメリット

◇ 玄関で「持ち込まない」工夫

玄関は、外からウイルスを家の中へ持ち込まないための重要なポイントです。

玄関手洗いの設置: 玄関近くに手洗いを設けると、帰宅後すぐ手洗いができ、家庭内感染のリスクが大きく下がります。
エントランスクローゼット: 外で付着したウイルスや花粉をリビングに持ち込む前に、上着をしまう「ワンクッション空間」として活用できます。1.5帖以上の広さがあれば、コートだけでなくベビーカーなども収納できるため便利です。

3. 家族にうつさないための具体的な予防策7選

家の機能に加え、以下の予防策を家族全員で徹底しましょう。

こまめな手洗いと咳エチケット: 外出後、食事の前後などに石けんと流水でしっかり洗い、家族間でもタオルの共有は避けましょう。感染者はマスクを着用し、飛沫感染を防ぎます。

湿度管理: ウイルスは乾燥した環境で活発になるため、室内の湿度を50〜60%に保つことが推奨されます。加湿器や濡れタオルを活用しましょう。

距離を取る: インフルエンザ患者とは、できる限り別の部屋で過ごし、看病をする人を1人に限定するのが望ましいでしょう。

共有する物を分ける: タオル、コップ、食器、歯ブラシなどは別々に使用し、ドアノブやリモコンなどはこまめに消毒を行います。

免疫力を高める: 睡眠、バランスのよい食事を心がけ、体の抵抗力を高めましょう。

ワクチン接種: 感染予防のために、家族全員がインフルエンザワクチンを接種することも有効な手段です。


まとめ:家の機能と予防で家族を守る

エルハウジングの住宅は、換気・断熱性能、間取りといった「家の性能」が冬の健康を守る土台となります。この機能を最大限に活かし、ご家庭での予防策を徹底することで、大切なご家族の健康と安心を守りましょう。

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