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新築の家の壁に落書きが!?掃除方法や落書き対処法までご紹介します

間取りのアイデア住まいのお役立ち情報2024/08/23

少し目を離しただけで予想外な行動をする小さな子どもたち。中でも、家の中で困る行動のひとつが「壁の落書き」です。
子どもたちはお絵描きが大好きで、さまざまな場所に描いてみたいという好奇心やイタズラ心から、新築の家や引っ越したばかりのところにも遠慮無く、壁や床に落書きをしてしまうことがあります。
今回は、家の壁や床などに落書きされた場合の掃除方法や対策方法をご紹介します。

子どもが壁や床に落書きしてしまったら…

1)落書きした理由を聞いてみよう

まずは感情的にならず、落書きした理由を聞いてみましょう。
大きな絵を描いて、親御さんを喜ばせたかった可能性も考えられます。
1歳・2歳でまだ会話ができない小さなお子さんの場合、ただ目の前にあったクレヨンや鉛筆で描けることが楽しかっただけという可能性が高いです。

2)壁紙の素材や場所を確認しましょう

どのような壁が汚れたかによって、汚れの落とし方が変わります。まずは落書きがされた壁の材質を確認しましょう。

壁紙の素材 汚れの落ちやすさ

ビニール製の壁紙クロス、ドア、フローリング

汚れが落ちやすい

漆喰の壁

汚れの種類によって落とせる
和紙製の壁紙クロス(ふすまなど) 汚れが落ちにくい
土壁 汚れが落ちにくい

上記の中で一番汚れ落としやすいのは、吸水性のないビニール製の壁紙やフローリング部分です。新築住宅の内装では圧倒的に、ビニール製の壁紙やクロスが使用されています。

残念ながら、和紙製の壁紙や土壁の場合は吸水性が高く壁自体が弱いので、汚れを落とすのはかなり難しいでしょう。

3)落とせる落書きの種類

次に何で描かれた落書きなのか、画材を確認しましょう。

ここでは、新築住宅で一般的なビニール製の壁紙クロスのお掃除方法をご紹介します。油を含むクレヨンや油性ペンで落書きされてしまうと、消すのが難しいと感じるかもしれませんが、落とす方法を知っておくだけで気持ちに余裕が生まれます。
水性のペンや絵の具は乾いてしまうと落としにくくなりますので、落書きを見つけたら、なるべく早く対応しましょう。

●クレヨン・クレパス
●油性ペン(マジック類、ボールペン)

油を含んでいるクレヨンや油性ペンを落とすには、除光液やクレンジングオイル(化粧落とし用)が効果的です。特に油性フェルトペンやボールペンは、インク汚れが定着するとかなり落ちにくい特徴があります。
インク汚れが広がらないように、少しずつ除光液やクレンジングオイルを汚れ全体に塗布し、汚れを浮かせます。その上から布やティッシュでクレンジングオイルとともに落書き汚れをふき取ります。

また、ビニール製の壁紙が白色の場合に限りますが、水で薄めたキッチン漂白剤(塩素系漂白剤)で拭き取る方法もおすすめです。色や柄のある壁紙や、漆喰の壁には使用しないでください。

 

●鉛筆

消しゴムでこするだけで、ある程度の汚れを取り除くことができます。油性の色鉛筆の場合は、除光液やクレンジングオイルを使用しましょう。
ビニール製の壁紙に限らず、和紙や襖に鉛筆で落書きされた場合も、消しゴムが効果的です。

 

●絵具(水彩・アクリル)
●水性ペン(マジック類、ボールペン)

濡らしたふきんやウェットティッシュで拭き取るだけで落とせます。アクリル絵の具や水性ペンは、一度乾燥してしまうと落としにくくなるので、できる限り早く拭き取りましょう。水性ペンの場合、乾く前であれば消しゴムでこするだけで汚れが落ちる場合もあります。

 

●頑固な汚れの場合

上記の掃除方法で汚れが完全に取り除けない場合は、手洗い用の石鹸を歯ブラシに付けて、落書きの汚れ部分を擦ります。ドライヤーで温めながら油分を柔らかくし、落書きを消去するとよいでしょう。ただし、ドライヤーの熱による壁紙の変質には十分注意してください。
市販の落書き落としも試してみてはいかがでしょうか。

 

壁の落書き対策方法

1)落書きできる場所をつくる

お子さんが壁に落書きしてもいいスペースを設けてみましょう。
・大きめのホワイトボード
・黒板
・シールタイプの壁紙
・お風呂用のクレヨン
・黒板壁紙を使用する
自由に落書きできる場所があるだけで、お子さんの心が満たされ落書きを減らすことができるかもしれません。
シールタイプの壁紙や黒板など壁際に落書きするスペースを設置する場合は、どの範囲まで書いてもいいなど、丁寧且つ明確にお子さんに説明してあげましょう。

▼お子さんがいるご家庭で、これから新築住宅を購入・建築する方の場合、黒板壁紙(黒板のような壁紙)の使用も検討してみましょう。(写真は黒板壁紙の施工例です)

子どもの感性をはぐくみ、チョークで自由に描き消しができる黒板のような壁紙です。

 

2)お絵描きする時間やルールを決める

お絵描きをする時間や、椅子に座ってお絵描きをするなどのルールを決めましょう。お絵描きをする場所には、事前に新聞紙を敷いておくなどして、汚れを防ぐこともおすすめします。
筆記用具はお子さんの手が届かない場所に保管することをおすすめします。また、上のお子さんがいらっしゃる場合は、片づけ忘れにも注意が必要です。

 

3)壁紙の張替え

壁紙のグレードや広さによるものの、クロスの貼り替えは、部屋の広さが4.5畳の部屋で3万円~4万円、6畳の部屋で4万円~5万円程度が一般的です。張り替える壁の面積が大きくなったり、トイレなど狭い部屋の貼り替えの場合、費用が高くなることがあります。
費用面や経年劣化のことも含み、慎重に検討しましょう。

 

まとめ

子どもはお絵描きが大好きであり、好奇心やイタズラ心から、壁に落書きをしてしまうこともあります。通常の紙や塗り絵帳なども良いですが、自由に描ける場所やスペースがあれば、より大胆なお絵描きを楽しむことができるでしょう。

中には不安やストレス、あるいは親を喜ばせたかったという理由から壁に落書きをしてしまう子どももいます。子どもの気持ちに寄り添い、可能な限りその欲求を満たしてあげられると良いですね。

お絵描きのルールやスペースを決めて、親子共にストレスなく過ごせる快適な住まいを模索していってください。

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