Column
コラム
11月18日は「いい家の日」。みんなが満足した間取りとは?
NEW間取りのアイデア住まいのお役立ち情報2024/11/18
11月18日は「いい家の日」とは?
11月18日は、株式会社アサツーディ・ケイの「ADK不動産プロジェクト」が定めた「いい家の日」です。この記念日は、「自分にとっていい家とは何か」を考えるきっかけを提供し、住宅への関心を高めることで市場を活性化することを目的としています。
「いい家の日」には、不動産業界を中心に、市場動向の公表やリフォーム・リノベーションに関する情報発信が行われています。この日が、皆さんが自分の家について考え、関心を持つきっかけになればという思いが込められています。
「この間取りを採用してよかった」ベスト10 スーモ調べ
株式会社リクルート(東京都千代田区)が発行する「SUUMO注文住宅」にて、過去3年以内に注文住宅を建てた全国の20歳~49歳の男女310人を対象にアンケートを実施し、「もう一度建てるとしても採用したい間取りベスト10」としてランキング化しました。 ※2023年3月発売
1位)オープンLDK
リビング・ダイニング・キッチンを壁で仕切らず一続きにした「オープンLDK」。
「広々と感じられる」「家族が集まりやすく、オープンだから密になり過ぎることはない」などのコメントが多く寄せられました。
弊社の間取りでも「オープンLDK」は定番であり、広いLDKはライフスタイルの変化にも対応しやすく、家族構成や食事スタイルの変化に合わせて最適なリビングをつくることができます。くつろいだり、週末に友人を招いたりとライフスタイルの中心となる明るい暖かなリビングには自然と人が集まってきます。
2位)対面キッチン
ダイニングやリビングにいる家族と向き合う配置の「対面キッチン」。
「料理をしながら子どもを見守れる」「1人でキッチンにいても家族と同じ空間にいる感覚」など、コミュニケーションの取りやすさも評価ポイントになったようです。
弊社では、ダイニングとリビングを見渡すことができ、小さなお子様の様子を確認できるペニンシュラキッチンを採用しています。快適なクッキングタイムを演出する対面式のシステムキッチンです。
「オープンLDK」と「対面キッチン」は、同社が2018年にアンケートを実施した「住んで良かった間取図ランキング TOP10」でも1位・2位にランクインしており、家族とコミュニケーションが取りやすい間取りが人気を集めています。
3位)室内干しスペース
洗濯物を干すために、洗面室の一角や別空間につくる「室内干しスペース」。
「忙しい朝を避けて夜のうちに洗濯ができる」「下着など外から見えない方が安心」といった防犯面からも採用してよかったという意見もありました。
一戸建て住宅の9割近くのご自宅にはベランダやバルコニーがある状態ですが、近年では、防犯面や花粉・PM2.5対策などから室内干しのみをする方や乾燥機・ランドリールームを利用する人が増えています。
室内物干しは天候に左右されず、急に雨が降っても安心です。天井や壁に設置する室内物干しや窓枠などに簡単に取り付けできる室内物干しもあります。
4位~ウォークインクローゼットなど収納がランクイン
4位「ウォ―クインクロゼット」、5位「パントリー」、9位「シューズインクロゼット」がランクインしており、収納スペースの満足度が高いことがわかりました。
弊社の間取りでも、子育て世帯向けにこれらの収納を多く取り入れており、特にウォークインクローゼットは寝室のある2階に配置しています。
家族の人数が増えると持ち物も増えるため、広い居住スペースに加えて収納スペースを確保することで、物が散らかるのを防ぎ、家事や育児の負担軽減にもつながります。
●ウォークインクローゼットとは
中を歩くことができる奥行きのあるクローゼットです。
2帖~3帖ほどの広さがあり、物が取り出しやすく、大きな荷物やかさばるものが収納しやすいのがメリットです。
●パントリーとは
キッチン周辺の収納スペースです。食料品や食器類、調理器具、消耗品、災害時の備蓄品などを保管するのに適しており、キッチンが散らからずに済みます。
●シューズインクローゼットとは
玄関横の収納スペースです。比較的スペースが広く、土足のまま使用できるのが特徴で、間取り図では「SC(シューズクローク)」や「SIC(シューズインクローゼット)」と記載されます。弊社では「ECL(エントランスクローゼット)」と記載されます。
玄関にクローゼットを設置すれば、靴が散乱することがなく、スッキリきれいな状態が保てます。
7位)一直線の水まわり動線
この「水まわり」とはキッチン・洗面・浴室を指します。動線とは、料理や洗濯など家事を行うために家の中を移動する道筋のことです。キッチン・洗面・浴室の水まわりが一直線にまとまり家事動線に優れた間取りになります。
敷地の広さや形により建てられる間取りは異なりますが、なるべく水まわりは1フロアに集約し、キッチンと洗面・浴室を近くにレイアウトすることで、家事動線がコンパクトになり、家事の同時並行がしやすくなります。
新築住宅を購入・建てる際は、家族の理想の暮らし方に合わせて、家事動線・生活導線を考えて間取りのポイントを取り入れてみてはいかがでしょうか。
■参照元:媒体概要『SUUMO 注文住宅』
発行:株式会社リクルート(https://suumo.jp/edit/series/chumon/)
「 間取りのアイデア 」の最新記事