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クローゼットは「8割収納」が鉄則!サイズ別(910mm/1365mm/1820mm)収納目安

NEW間取りのアイデア 2025/11/27

クローゼットをいつもキレイに、そして使いやすく保つには、収納量を容量の8割程度に抑えるのが理想です。衣類の厚みにもよりますが、ハンガー収納の目安として「1着につき3cm」を基準に考えてみましょう。

ちなみに、一般的なクローゼットの幅は、壁面タイプで90cm程度、ウォークインタイプで180cm以上が目安になります。
ここでは、施工例写真と合わせてクローゼットの適正量と収納の目安をご紹介します。


1. クローゼットの適正量と収納の目安

① 快適に使うための「8割収納の原則」

収納スペースを容量の8割程度に抑えることが、最も快適な「適正量」です。ハンガー収納では、服が重なり合わないよう適切な間隔を保つことが重要です。

メリット詳細
通気性の確保衣類同士の間隔が保たれ、カビや湿気を防げます。
スムーズな出し入れ服がシワになりにくく、出し入れや整理がスムーズになります。

結論として、ハンガーの数や洋服の種類に合ったハンガーを選び、常に「あと数着入る余裕」を残すことを意識しましょう。

② ハンガー収納の目安枚数

衣類をハンガーに吊るす際の1着あたりの幅と、収納できる枚数の目安です。

衣類の種類1着あたりの幅(目安)90cmのポールに吊るせる数(目安)
夏物:薄手のシャツ・ブラウス約3cm30着程度
冬物:コート・ジャケット約5cm18着程度

③ 一般的なクローゼット幅の収納量と用途

幅の寸法吊るせる枚数(目安)特徴と適正な用途
幅910mm 約18~30着一人分の個室収納の標準サイズ。
幅1,365mm約27~45着一人分のメイン収納、または夫婦二人の日常服の収納
幅1,820mm 約36~60着一般的なクローゼットの大容量サイズ。
ウォークインクローゼットのサイズ。

▼クローゼットの幅 約910mm

吊るせる枚数(目安):約18~30着
適正量(8割収納):約14~24着
一人分の個室収納の標準サイズ。日常着や、畳む収納スペースの組み合わせに適しています。
ただし、施工例で紹介している高床(段差がある)クローゼットは、収納スペースが減ることと、衣替えの収納ケースなど、重いものや大きなものをしまう際に手間がかかるというデメリットがあります。

▼クローゼットの幅 約1365mm

吊るせる枚数(目安):約27~45着
適正量(8割収納):約21~36着
幅にゆとりがあるため、衣類が密集しにくく、バッグなどの小物も置けるスペースを確保しやすくなります。
さらに、施工例のように奥行きもあるクローゼットであれば、収納ケースなどを組み合わせて、より多くの衣類を効率よく収納できます。

▼クローゼットの幅 約1820mm

吊るせる枚数(目安):約36~60着
適正量(8割収納):約34~56着
幅1,820mmは、一般的なクローゼットの大容量サイズです。
夫婦二人のメイン収納やファミリーの共用収納に十分な大容量サイズです。


2. 空間を最大限に活かすポイント

クローゼットの収納力をアップさせる工夫をご紹介します。

季節物の整理
シーズンオフの衣類は、圧縮袋や収納ボックスなどを活用し、クローゼットの奥や他の場所に分けて保管しましょう。

棚や引き出しの活用
Tシャツやニットなど、衣類をたたんで収納する場合は、棚や引き出しを上手に活用することで、さらに収納量を増やすことができます。

パイプハンガーの工夫
クローゼットの幅を最大限に活用できるよう、複数本のパイプハンガーを設置するなどの工夫も有効です。

まとめ

クローゼットを快適に保つための結論は、「8割収納の原則」と「奥行き・幅の活用」にあります。

容量の8割に抑えることで、服と服の間に適度な間隔が生まれ、カビや湿気を防ぎ、毎日の出し入れもスムーズになります。
サイズとしては、幅910mmが一人の標準サイズ幅1,820mmが二人分のメイン収納の目安です。

これらのサイズを最大限に活かすために、季節物は圧縮するなど整理したり、棚や引き出しを上手に使った多層的な収納を工夫することが、ずっと使いやすいクローゼットを維持する鍵になります。

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