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【天気予報を味方に】風速何メートルで片付ける?一戸建ての「強風対策」行動ガイド

NEW住まいのお役立ち情報 2026/03/19

実は、日本の強風の季節は、主に春(2月下旬〜4月)と台風シーズン(7月〜10月)の2回あるのをご存知ですか?

台風の時期はニュースでも大きく取り上げられますが、油断しがちなのが今の季節です。特に2〜3月の「春一番」や「春の嵐(メイストーム)」は、低気圧の発達によって台風並みの強風が吹くことも珍しくありません。

以前ご紹介した「一戸建て住宅の台風対策」の記事では、事前の備えの大切さをお伝えしました。でも、実際に天気予報を見たとき、「風速15m/sって言われても、具体的にどう動けばいいかピンとこない……」と迷ってしまうことはありませんか?

今回は、そんな天気予報の「風速(m/s)」を基準にした、お家の外回りの具体的なお片付け・対策のタイミングと、大切なお子さんを守るためのポイントを分かりやすくご紹介します!


レベル1:【風速 10〜15m/s】やや強い風

▶︎ 体感:風に向かって歩きにくく、傘が裏返る・壊れるレベル

この数字の予報が出たら、まずは「軽いもの」を安全な場所へ移動させるサインです。
大人でも歩きにくい風は、体重の軽いお子さんにとっては転倒の危険がいっぱいです。この風速の予報が出ている日は、公園や庭での外遊びはお休みにし、お家の中で過ごすように声かけをしてあげてくださいね。

植木鉢やプランターのお片付け
プラスチック製の軽い植木鉢や、背の高い植物は風で倒れやすくなります。玄関の中に取り込むか、家の中に入れるのが難しい場合は、あらかじめ「風の当たらない壁際に寄せて、床に寝かせておく」だけでも転がり防止になります。

お庭の小物・洗濯物の取り込み
空のジョウロやちりとり、ハンガーなどは簡単に飛んでご近所の窓を割ってしまう危険も。この風速になったら、洗濯物は迷わず室内干しに切り替えましょう。

・バルコニーのサンダルや日よけシェードを片付ける
見落としがちなのが、バルコニーに出しっぱなしの洗濯用サンダルやハンガーです。また、目隠しや日差しよけの「サンシェード」は風をはらんで金具ごと破損する危険があるため、この段階で外して丸めておきましょう。

お子さんの「外用おもちゃ」のお片付け
砂場のバケツやボール、なわとび、プラスチック製の軽い三輪車などは、風で飛ばされて道路に転がると大変危険です。玄関の中に取り込むか、まとめて重しをしておきましょう。

レベル2:【風速 15〜20m/s】強い風

▶︎ 体感:風に向かって歩けず、転倒する人も出るレベル

「春一番」などの強い突風や、台風が接近している時の風速です。ここまで来たら、しっかりとした「お家を守る対策」が必要です。

シャッター・雨戸を閉める
風速15m/sを超えると、飛来物(小石や木の枝など)で窓ガラスが割れる危険性が高まります。夜間はもちろん、日中であっても予報が出ている時間帯はシャッターや雨戸をしっかり下ろしてロックしましょう。

自転車は「あらかじめ倒す」か「フェンスに固定する」
駐輪場の自転車が強風でドミノ倒しになり、愛車や外壁を傷つけてしまう事故は意外と多いものです。風が強くなる前に、あらかじめ安全な方向へ「最初から横に寝かせておく」のが、一番カンタンで確実な防衛策です。もし寝かせるスペースがない場合は、ロープやバンドを使って、フェンスや柱にしっかりと固定しておきましょう。

屋外のゴミ箱を固定する
外置きのゴミ箱は、中に重いゴミが入っていてもフタが飛んだり本体ごと転がったりします。家の中に入れるか、紐でフェンスなどにしっかり縛り付けておきましょう。

・物干し竿(ものほしざお)を床に下ろす
「物干し竿はそのままで大丈夫」と思っていませんか?強風で竿がフックから外れて窓ガラスを割ったり、1階へ落下したりすると大変危険です。飛ばされないよう、竿はフックから外してバルコニーの床にコロンと転がしておくだけでOKです。

お子さんの外遊びは「絶対にストップ!」
このレベルになると、飛んできた小石や木の枝などで思わぬ大きなケガにつながる恐れがあります。少しだけなら……と外に出るのはやめ、しっかり戸締まりをして室内で安全に過ごしましょう。

レベル3:【風速 20m/s以上】非常に強い風

▶︎ 体感:何かにつかまっていないと立てない。屋根瓦が飛ぶ危険があるレベル

猛烈な台風クラスの暴風です。この風速になってから外へ出て作業をするのは、絶対にやめてください。

・対策はすべて「風が強くなる前」に終わらせておくこと。
・万が一、シャッターのない窓がある場合は、室内からカーテンやブラインドをしっかり閉めましょう。お子さんが興味本位で窓に近づかないよう、お部屋の中心付近で遊ばせるなどの工夫をして、安全に過ごしてください。


まとめ:予報の「数字」を行動のスイッチに!

一戸建てのお家は、マンションとは違いお庭や外回りがある分、自分たちでしっかり対策をしてあげる必要があります。

風速10m/s = 植木鉢・小物を片付ける・外遊びはお休みに
風速15m/s = シャッターを閉め、自転車を寝かせる

この2つの数字を「行動のスイッチ」として覚えておくだけで、いざという時の安心感がグッと変わりますよ。 「明日は風が強そうだな」と思ったら、ぜひご家族みんなで協力して、早めのお片付けでお家とお子さんを守ってあげてくださいね。

≫関連記事「一戸建て住宅の台風対策:被害を最小限に抑えるための行動ガイド

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