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ウォークインクローゼットの湿気対策

住まいのお役立ち情報2024/01/17

こんにちはエルハウジングです!
前回の投稿に引き続き、ウォークインクローゼットクローゼットの湿気対策術についてご紹介します。

クローゼットの湿気対策」は梅雨の時期だけではなく、一年を通した湿気対策で快適空間を作る必要があります。
特に、ウォークインクローゼットは一般のクローゼットと比べて広いため、湿気対策がより重要です。結露による湿気やカビの発生が問題となります。

ウォークインクローゼットの湿気対策

●結露対策

ウォークインクローゼットには、結露が発生しやすい場合があります。
結露は冷たい壁や床面に湿気が付着することによって発生し、カビの原因となります。
結露を防ぐためには、以下の対策が有効です。

・湿気を吸収するための除湿剤を置く
・断熱材や断熱塗料を使用して壁や床の温度差をなくす
・クローゼット内の湿度を調節するための湿度計を設置し、適切な湿度を保つ

断熱材や断熱塗料を使用することは建築前からの対策となり、入居後は難しいかもしれません。湿度計の設置や除湿剤の設置はこれからでも可能ですので、検討してみてください。

●新築時に可能な対策

ウォークインクローゼットを新築する際には、湿気対策のための工夫をすることが重要です。

・窓や換気設備を設置する
・断熱材を使ってクローゼット内の温度調節を行う
・湿気のこもりやすい壁や床に防湿材を使用する

また、普段から外気の湿気がクローゼット内に入り込まないようにする(一度着用した衣類をそのまま収納しない)ことも重要です。
ウォークインクローゼットは大量の衣類やアイテムを収納するため、湿気やカビの発生には特に注意が必要です。結露や湿気対策をしっかりと行い、長期的にクローゼット内の清潔さと衣類の保管状態を守りましょう。

●クローゼットの湿気対策の落とし穴

ウォークインクローゼット(通常のクローゼットも含む)の湿気対策は梅雨の時期だけではなく、一年を通して必要なことを上記でも説明させていただきました。
乾燥している時期でも、気づかぬ場所に湿気が溜まっているものです。

例えば、冬場に空気が乾燥していることから“加湿”を行うことで、お部屋の湿度を上げすぎて“湿気”や“結露”の原因を作ってしまうこともあります。
冬物への衣替えで夏の衣類や布団をしまいこんだとき、乾燥が不十分で押し入れやクローゼットに湿気がこもり、“臭い“や“カビ“の原因となることもあります。
そのため、湿気対策は一年中行う必要があるのです。

前回の投稿でもご説明させていただきました「クローゼットの湿気対策」について、再度記載させていただきます!

具体的な湿気対策方法

①一度着用した衣類をそのまま収納しない

一度着た衣服をそのままクローゼットに収納すると、内部の湿度が上がる原因になります。なぜなら、外の湿気や汗を衣服の生地が吸い込んでいるからです。

起床直後の布団も同様で、一度乾かしてから収納しないと、クローゼットの中に湿気を溜めてしまいます。
着用した衣類・特にコートなどはクローゼットではなく、シューズクロークや玄関周りに掛けて置ける場所があると、外出準備がスムーズな上、湿気や汚れやを室内に持ち込まずに済みます。

②クローゼットに荷物を詰め込みすぎない

クローゼットに収納している衣服の量が多いほど、空気の通りが悪くなり湿気がこもる原因になります。ハンガーにかけた衣類がすっと取り出せるぐらいの余裕を持たせて収納しましょう。通気性を良くしておくことで、衣類につく虫の発生も抑えることができます。
ウォークインクローゼットのメリットは、やはりその収納量ですが、収納力がたくさんあると荷物が増えやすくなるというデメリットもあります。湿気対策だけでなく、どこに何が置いてあるかわからないただの物置とならないように注意しましょう。

③除湿剤の利用

除湿剤は湿気を吸収する効果があり、クローゼット内の湿度を下げるのに効果的です。
市販の除湿剤を使用するか、自作することもできます。
除湿剤をクローゼットの中に置くことで、衣類や靴などの湿気被害を防ぐことができます。
定期的に交換する必要があるので、全室のクローゼットの交換時期を決めて交換するといいでしょう!
梅雨の前や年末年始などご自身で覚えておきやすい時期を決めることをおすすめします。

④扇風機や換気を活用する方法

「扇風機」はクローゼットの中の湿気素早く除去することができます。
クローゼットに収納されているものを全て出して空にし、扇風機の風を当てて湿気を逃がすとよいでしょう。風を送る時間はおおよそ30分程度が目安です。まんべんなく風がいきわたるよう、風量や位置などはこまめに調節しましょう。
クローゼットの中身を出すことが手間だという方は、除湿剤などお手軽な方法を利用しましょう。

梅雨の時期など湿気のある季節には、扇風機をクローゼットの前に置いたり、換気口を開けたりして、風を循環させることが重要です。
風を通すことで湿気を早く乾かし、湿度を下げることができます。
また、換気扇や窓付きのウォークインクローゼットの場合は、窓を開けて新鮮な空気を取り込むことも効果的です。
冬は特に「寒いから」「暖房が勿体ないから」という理由で換気する回数が減ってしまいがちですが、クローゼットの扉を開けて風を通すようにしましょう。

⑤新聞紙やタオルを利用した方法

クローゼットの底に新聞紙やタオルを敷くことで、湿気を吸収することができます。
特に、靴を収納する場合は靴箱の底に新聞紙を敷くことで、湿気を防ぐことができます。また、タオルを衣類の間に挟んで収納することで、衣類同士の湿気の移りを防ぐこともできます。

⑥ウォークインクローゼットの扉を開けて外出する

クローゼットを閉めっぱなしにしていると中の空気が循環せず、湿気が溜まる原因になります。出かける時にクローゼットの扉を開けておけば、簡単な湿気対策になります。
家にいるときは扉が開いてると邪魔になるけれど、外出中なら気にすることはありません。定期的にクローゼット内部の空気を入れ替えるようにしましょう。

なお、天気が良くて湿度が低い日を選んで乾燥作業を行えば、より高い効果が期待できます。
窓付きのウォークインクローゼットの場合は、窓を開ければさらに高い除湿効果が期待できるでしょう。

まとめ

以上がウォークインクローゼットの湿気対策です。

収納力があり便利なウォークインクローゼットですが、その収納力ゆえにお洋服や物を詰め込みすぎてしまうデメリットもあります。衣類を詰め込みすぎると、服と服の間に空気が通りにくくなり通気性が悪くなります。ハンガーにかけた衣類がすっと取り出せるぐらい余裕を持たせて収納しましょう。

クローゼットにしまったお洋服にカビが生えてしまっては大変です。通気性を良くしておくことで、お洋服を長持ちさせることにもつながります。

定期的な換気や除湿剤の設置、着用した洋服をそのまま片づけないなど、普段の何気ない行動が湿気対策に繋がります。

ぜひ参考にしてみてください♪

〈関連リンク〉

≫クローゼットの湿気対策

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