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「物があふれやすい洗面所」。見落としがちな洗面所収納の必要性とは?

間取りのアイデア2024/03/13

2024.3.13更新

新築住宅を購入される際に見落としがちな「洗面所の収納」!
いざ住み始めてみると、「洗面所にもう少し収納がほしかった」という声は少なくありません。
京都市内などの狭小地が多いエリアでは結構あるあるな問題「洗面所の収納スペースの確保!」について写真付きでご紹介させていただきます。

洗面所の収納の必要性

洗面化粧台付近には、タオルや歯ブラシ、洗顔料、化粧水、ティッシュ、カミソリなどの日用品を置くスペースが必要です。また、洗面所は洗濯機置き場や脱衣所も兼ねている場合が多く、洗濯用洗剤や脱衣かご、バスタオルなどを置くスペースも必要となります。

洗面所は、住宅の中でも重要なポイントの一つです。
多機能的な役割を持つ場所なので、片付けやすく、取り出しやすい収納を作ることがポイントです。見せ方や収納の仕方を工夫することで、おしゃれで使いやすい空間にしていくことも可能です。

■ものがあふれやすい洗面所

洗面所や洗面化粧台の周りは毎日使う割にスペースが狭くて物が増えがちになる場所です。家族全員が使うので、少しでも収納スペースが多くて、使い勝手がいいのが理想です。

それでは洗面所で日常的に使うものや置いておきたいものを挙げて行ってみましょう。
・歯ブラシやコップ
・石鹸、ハンドソープ
・ヘアーブラシ
・シュシュやヘアピン
・ドライヤー
・洗顔料
・化粧品
・ティッシュ
・カミソリ
・タオル
・脱衣カゴ
・洗濯物
・洗剤やストック
・ハンガー
・掃除用具
・体重計
・お風呂で使うシャンプー など
書き出してみるとたくさんあります。家族が増えれば、必要なものがさらに増えます。

■洗面化粧台の種類

・ユニットタイプ

一般的かつ弊社でも取り扱いが多い「洗面化粧台」はユニットタイプと呼ばれるものです。
身支度がしやすいよう鏡や収納、照明、水栓がコンパクトにまとまった据え置き型の洗面化粧台です。洗面器一体型とも呼ばれます。
収納スペースがあるものの、収まりきらず、カウンターや洗面所に散乱しがちになってしまします。

・システムタイプ

洗面化粧台のもうひとつの種類として挙げられるのが「システムタイプ」です。カウンタータイプとも呼ばれます。好きなデザインやサイズに変更することができ、洗面台の高さや間口の寸法、カウンター、洗面ボウル、収納、水栓、素材などを自由に選び、設計できます。自由に設計できる分、費用が嵩みます。

・洗面台と洗面化粧台のの違い

洗面台は基本的に「洗面台」と「洗面化粧台」の2種類に分けられます。
洗面台は、洗顔や歯磨きを行えるように、洗面ボウル・水栓・鏡などを組み合わせたものをいいます。洗面化粧台は、身だしなみを整えたりする鏡や収納が洗面台に付随したものです。

 

洗面所収納の種類

洗面所の使い勝手・快適さを左右する収納のつくり方について、過去の施工事例の写真とともにご紹介します。収納スペースは、少なすぎるとものが収まりきらず、多すぎると空間を圧迫してしまいます。ご家族の人数や使う頻度の高いものなど収納したいものやスペースを考えながら参考にご覧ください。

①洗面化粧台横の壁やくぼみ

洗面台の横にある隙間は、デッドスペースとして放置されてしまいがちです。
こちらの洗面室の収納は写真のように洗面化粧台の横にくぼみを設けて、棚を設けると収納スペースが出来上がりました。

洗面化粧台の鏡の裏や化粧台の下にも収納スペースがあるものの、家族全員分のタオルや歯ブラシ、洗顔料などを収納しておくとなると、棚の中はいっぱいになってしまいます。
省スペースではあるものの、洗面化粧台の隣に棚があると便利です。カウンターにちょっとした植栽を飾ったり、アロマディフューザーを置いたりして、おしゃれな空間を演出もできます。
逆に使用頻度が高く、散らかりやすい歯磨きや化粧品などは鏡裏収納で目隠しすると、洗面所がきれいに見えます。

  

 

②洗濯機上に棚を設置

洗濯機の上に棚を設置し、収納スペースを確保しました。
洗濯機置き場の上部はデッドスペースになっていることが多く、意外と有効活用しやすいのです。


わずかな収納スペースであっても、洗濯洗剤や柔軟剤などを置いておくには十分です♪
ただし、上開きの洗濯機や洗剤の投入口が洗濯機上部にある場合には、設置する棚の高さに注意が必要です。
棚を設置した後で「洗濯機のフタが開かない!?フタが棚に当たってしまう!?」ということがないようにご注意ください。

③洗面所の壁面

広い範囲に壁面がある洗面所はデッドスペースとして放置されやすいので、工夫次第で収納スペースに活用できます。棚板やキャビネットを取り付ければ、収納スペースを確保できます。

こちらの写真では壁に可動棚を設置して、メインとなる収納スペースを確保しました。
高さが調整できる可動棚は、ご家族のライフスタイルの変化にも対応しやすくおすすめです。

A)浴室の隣りや脱衣室の収納棚

写真の可動棚の場合、浴室の隣りにあるので、脱衣後すぐに使いたいバスタオルや脱衣カゴを置くと便利です。
棚の下には洗剤のストックなどを、深さも容量もある大きめのボックスに入れればすっきりします。

B)洗面室や洗面台の隣り

子供も大人も使いやすい場所「ゴールデンゾーン」によく使うものを置くと便利です。ゴールデンゾーンとは、胸の高さの位置のことで、人が一番モノを出し入れしやすい場所をいいます。ここを有効に使うことにより、子供も大人も使いやすい収納になります。

例えば、大人の着替えは上段、子供の着替えは下段に分け、使う頻度の少ない洗剤のストックなどは足元に収納します。

まとめ

毎日使う洗面所がすっきり片付いていると気持ちがいいですよね。
新築住宅を購入される際に見落としがちな「洗面所の収納」ですが、リフォームをしなくても、見せ方や収納の仕方を工夫することで、おしゃれで使いやすい空間にしていくことも可能です。
家族が一日を気持ちよく始められるように、そして来客時にも気持ちよく使ってもらえるように、素敵な洗面所収納をつくりましょう♪

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