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春の大掃除☆ホームスプリング・クリーニング

住まいのお役立ち情報2024/03/16

ホームスプリングクリーニングとは、春の訪れとともに大掃除をすることで一年を気持ちよく過ごすことができる、という目的で実施されるお掃除で、欧米ではポピュラーな習慣であり、日本でも近年徐々に浸透し始めています。

ホームスプリングクリーニングのメリット?

冬の間は室内で過ごす時間が長くなり、暖房器具や加湿器などを使用する結果、部屋の空気が乾燥しやすくなります。また、冬場は窓を閉め切ることが多く、換気が不充分になりがちです。そのため、室内にはホコリや汚れ、カビなどがたまりやすくなります。新年度を快適に過ごせるよう、冬の間にたまった汚れを落としましょう。

暖かくなる春に合わせて、大掃除から衣替えまでこの時期に行うメリットがたくさんあります。

・暖かいからお掃除が楽
・梅雨時の湿気 カビ対策
・春に多い黄砂や花粉のお掃除
・冬から春仕様に衣替えできる
・新年度を快適に迎えられる
今から梅雨入り前までの間に、快適な春夏を過ごせるよう、進めていきましょう。今回はホームスプリングクリーニングで実施したいお掃除についてご紹介します。

▼住宅設備のクリーニング

エアコンクリーニング

春の大掃除にエアコンのクリーニングは最適です。
冬の間、暖房を使い続けることで内部にホコリやカビがたまってしまいます。
夏になれば、次は冷房を使いますので、春の間に掃除しておきましょう!

エアコンのフィルターや風向ルーバーを取り外し、清掃します。また、内部の熱交換器や送風ファンも、手の届く範囲で掃除しましょう。本格的なクリーニングを実施したい場合は、クリーニング業者やメーカーメンテナンスを利用することをおすすめします。

キッチンのレンジフード・換気扇の掃除

日常的に料理をすると、レンジフードには油汚れが付着します。
油汚れやホコリがたまりやすい箇所ですので、春に限ったことではありませんが、定期的な掃除が必要です。
掃除を怠っていると、換気扇の性能が低下し、不衛生な空気が循環することになります。

ホームスプリングクリーニングでは、換気扇を分解し、細かい部分まで丁寧に掃除しましょう。

浴室の掃除

湿度が高くカビが発生しやすい浴室では、浴槽や壁・床などは日常的に掃除を行っていたとしても、天井や浴槽エプロンの清掃はなかなか大変で難易度が高いものです。
天井や浴槽のエプロン(浴槽の側面カバー)内にも目に見えないカビが潜んでいることがあります。
春のうちに清掃を行っておけば、カビが発生しやすい梅雨対策にもなります!

・浴槽のエプロン
・天井
・浴室換気乾燥機のフィルター
・ドアのゴムパッキンやスリット状の換気口

浴槽エプロンとは、バスタブの側面についているカバー状の部品のことです。
取り外しが可能ですが、普段はなかなか開けませんよね。そのため、エプロンの内部にはカビなどの汚れがたまっている可能性が非常に高いです。
無理やりカバーを外すと壊れたり元に戻らなくなる可能性もあるため、取扱説明書をよく確認し、可能な範囲で外して掃除しましょう。

トイレ掃除

トイレは日常的に使用される場所であり、汚れや雑菌が蓄積されやすい場所でもあります。
お掃除を始める前に、トイレに装飾品などを飾っている場合は、すべて出します。マットやスリッパもトイレから出しておきましょう。

・ウォシュレット本体と便器のすき間
・脱臭フィルター
・天井の換気扇

普段からトイレ掃除をしていても、見落としがちな場所もあります。
まずは、高いところから掃除したいので、天井からお掃除していきます。天井にある換気扇にはほこりが蓄積しているので、換気扇もしっかり掃除しましょう。次に便器や壁など順に掃除を進めていきます。

窓やバルコニーの掃除

外での作業が必要な窓やバルコニーの掃除は、暖かくなってきた春におすすめです!
湿度の高い家や、結露の発生する家では、外との接地面である窓周りに、カビや汚れが発生しやすくなります。
この機会に、サッシやガラス周りやゴムパッキンについた汚れを取っておきましょう。
窓掃除が終わったら、カーテンも洗濯すると気分がスッキリします。

ベランダやバルコニーは「水」をうまく使って掃除しましょう!外に設置されているベランダやバルコニーは粒子の細かい黄砂や花粉などが舞い上がりやすい場所です。硬く絞った雑巾で物干し竿、ベランダの手すり、室外機の順に高い所から水拭きし、次にバケツに水かぬるま湯を入れてそっと流していきましょう。

給気口フィルター

普段はなかなか気にすることのない給気口ですが、実は汚れがたまりやすい場所のひとつです。これまで掃除をしたことがないという方は、これを機に一度掃除を行ってみてください。
給気口のフィルターは、外からのホコリや花粉、排気ガスなどを軽減する役割を持っており、ホコリなどがたまりやすいものです。
メーカーによって取り外し方が異なる場合がありますので、取扱説明書を確認してから掃除しましょう。

給気口とは?
日本では、2003年に改正された建築基準法により、24時間換気する機能を住宅に整備することが義務付けられています。弊社が施工する住宅にも、窓を開けなくても外気を取り込み室内の空気をうまく循環させるために、24時間換気システムが導入されています。
多くの住宅には24時間換気が行えるように、換気口および給気口が備えられています。

給気口について知っておきたい防音・冷気・防虫対策
外と直接つながっていて外気を取り込むという性質上、どうしても汚れてしまいます。
また、直接外とつながっているため、防音や冬場の冷気、防虫といった対策も気になります。掃除と併せて事前に対策しておくことをおすすめします。夏場など、虫が多く発生する季節では、換気口や給気口から侵入してくることがあります。

▼家具家財のクリーニング

暖房機や加湿器のお手入れ

寒い冬にお世話になったストーブなどの暖房機器は、取扱説明書を確認し、安全点検とお手入れをしてからしまいましょう。加湿器はそのまましまうとカビが発生する恐れがあるため、中身を空にし、しっかり乾かしてから保管します。空気清浄機を通年使う家庭も増えてきましたが、スプリングクリーニングのタイミングで一度掃除しておくと気持ちよく使えるでしょう。

冬用ファブリック類のクリーニング

冬仕様のクッションカバーやブランケット、カーペットなどをクリーニングしてからしまいましょう。汚れがついたまま保管するとカビの原因になるので、ご自宅で洗濯するか、クリーニング業者へ依頼しましょう。

冬用寝具のお手入れ

冬用の布団を収納する前にはきちんと手入れをします。しっかりと干して乾燥させることがポイントです。布団に湿気がたまっていると、カビやダニが発生しやすくなります。風通しのよい場所で陰干しした後、専用の袋などに入れて保管しましょう。
干すだけでも効果がありますが、取り扱い表示を確認し、可能であれば洗濯した後に収納すると、より清潔になります。

また、マットレスの手入れも春にはぜひ行いたいですね。布団のように外に干せないマットレスは、ダニやカビの発生を防ぐために、裏返して風を通し、部屋の窓を開けて湿気を取り除くようにしましょう。

玄関の整理

冬の間お世話になったブーツとはしばらくお別れです。靴の入れ替えをする場合、冬物は専用のクリーナーやブラシで手入れをしてから、保管用の箱やケースにしまいましょう。
履かなくなった靴や傷みの激しい靴はこのタイミングで処分しましょう。
靴の整理と同時に靴箱や棚の掃除を行い、湿気の多い梅雨に備えて対策しておきましょう。

まとめ

春は始まりの季節です。物事を新しく始めるにあたり、まず大掃除を実施し、清潔な環境を整えることで新たなスタートを切るための準備が整います。

中には、仕事や学校の休みを利用してゴールデンウィーク中に大掃除をする人もいます。お仕事やお子様の学校行事など、ご家庭ごとに作業しやすい時期は異なります。
一日で大掃除をすることは大変ですので、これから梅雨までの間に、徐々に掃除を進めていくと良いでしょう。

皆様のご家庭でも、今年の春はぜひホームスプリングクリーニングを取り入れてみてください。

 

 

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